見出し画像

【美容師の中途採用】入社してから1年間の流れ|一人サロン社長日記

こんにちは、株式会社LORONG斉藤です!

都内5店舗、仙台1店舗。一人サロンを経営しています。

小規模サロンのブランディングやマーケティングが得意です。一人サロンで働きたい、これから独立したいという方はお気軽にご相談ください!

---------------------


《本日の記事》入社後1年の流れ#中途採用
対象:中途採用雇用型サロン
(文字/4分で読めます/購読形式)

※本日は無料記事です。

---------------------


うちは新卒は取らないオール中途採用の組織です。新卒だとカリキュラムが作られて、1年目、2年目…のようにステップアップしていきますが、うちの中途採用だと1ヶ月ほどの研修をしながら即実践です。即戦力として最初から数字を追っていくカタチですね。

ただ、それでも個々でつまづいてしまうスタイリストもいるので、やはりある程度の指針(ここでは指名がついて売上が安定していく為の流れ)はあります。今日はそれをまとめていきますね。

中途採用を行なっているサロンさんなど参考にして頂けたらと思っております!


【入社〜3ヶ月】

サロンのオペレーションに慣れていく期間です。この期間で会社のルールやマニュアル、価値観、世界観を理解してもらいます。
LORONGは一人サロンなので、今まで働いたことがない働き方をしなければいけません。なので、約3ヶ月ほどかけて徐々に一人サロンの働き方を身につけてもらっています。

マンツーマン経験のある方はすんなりと入ってこれますが、アシスタントがついていたり、雇用型のサロンで働いていた期間が長い方は戸惑うことが多いです。

とにかく一人サロンに慣れて良さを知ってもらう時期です!


【3ヶ月〜半年】

この期間は「オリジナリティ」を出していく期間です。
自分の得意や「好き」を改めて振り返り、それを強みとして活かしていきます。改めて自己分析ですね。個別でキャンペーンなどを打ち出したりもして、個人ブランディングを意識した取り組みを会社で初めていきます。

また数字をより意識し始める時期です。3ヶ月経つと大まかな数字が読めてくるので、ここからリピーターを右肩上がりで増やしていく流れをつくっていきます


【半年〜1年】

1年目の後半はとにかく指名をつけることに集中です。
指名がつく条件の5つは以下です。

・提案すること
・フィニッシュワークに時間をかけること
・美容以外の知識や経験を身につけること
・再現性のあるもちの良いスタイルを作ること
・温かい接客をすること

良かったら以前書いたnoteも参考にしてください。

美容師の場合、指名がつきやすい人は本当につくし、つかない人はある程度で止まってしまいます。伸び悩んでいるスタイリストは、この条件を一つひとつ丁寧に見直していきます。


【指名がついてきたら】

LORONGの指名の目標値は85%で高いですね。50%前後で伸び悩んだりする方もいたり、中には半年で指名が70%を超えてくる強者もいます。

さて、指名がついてきた時に見直す項目があります。

・単価アップ(メニュー改善)
・働き方の改善(人時生産性の向上)

です。

だいたい70%を超えてくると売上が安定し、単価アップもしやすくなってきます。なので指名がついてきたら、サロン全体のバランスを見ながら単価アップに力を入れていきます。
また指名がつくとコンパクトな働き方も可能で、就業時間などの働き方の見直しも行っていきます。


【まとめ】

このように中途採用にも1年の流れをつくっておくとスムーズかなと思います。

1年程度で指名がつき売上も安定してきますが、やはりスタイリストの能力やサロンの状況によって差が出てきはします。

ただ、会社の役割として一人ひとりを上げていくようにコーチングしていかなくてはいけないので、やはりその仕組みづくりが重要です。

目的・目標を持って最速で辿り着けるような良い環境を作っていきましょう!

以上です。

では!


---------------------

プロフィール

株式会社LORONG
オーナー 
斉藤達也


一人サロン6店舗経営/静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています/仙台に5店舗目、四ツ谷にニューブランドDUAをオープン/ストレスなく一人で働きたい美容師さんを募集してます→ https://lorong.tokyo/recruit/

LINE:lorong_tatsu@works-877605

Twitter:@lorong_tatsu


https://lorong.tokyo/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?