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採用にコストをかけるよりも…|一人サロン社長日記

最近は採用を頑張っているのですが、一人採用するまでにかなりのエネルギーを使うことを実感しております。

幸いなことに下高井戸店と仙台店の1名づつ中途採用が決まりました!二人とも気持ちのいい素敵な方なので、心もやや落ち着いてきました。

しかし、会社としても個人としても採用に至るまで消耗した感は否めません。

今回、より実感したのですが…採用にコストをかけるよりも、スタッフに還元して長く働いて貰った方が最終的には効果的だということです。

今でも他のサロンさんに比べると負けないぐらい良い給与体系や待遇だと思っています。しかし、もっとです。今後はもっと福利厚生や待遇にリソースを割けるように工夫して、「辞めない体質」づくりに励みたいなと思います。



■トラブル→退社までで消耗する

まず退社を伝えられるまでの経緯で非常にエネルギーを使います。少なからず会社を去る方は、入社してから一度は何かしらのトラブルや問題を抱えたりすることが多いので、シンプルに「辞めます」ということは少ないです。辞めるとなってからは特にバタバタします。
なので、退社までの過程で使うエネルギーはサロンにも会社にも覚悟が必要です。


■採用に消耗する

採用はやっていて楽しいこともありますが、基本的には時間とお金を使いますので体力勝負です。
今回2名の採用が決まりましたが、募集をかけてから3ヶ月間程度で14名の方と面談やサロン見学に対応いたしました。時間も然り、求人サイトも利用しているので、その分掲載料がかかっています。

また今回、個人的に頑張ったのがホームページのUI見直しと、求職者様向け資料の見直しです。また動画広告を作成したりとクリエイティブにも取り組みました。どうやったらもっと魅力的な伝え方ができるか工夫をしたりと、そこでもエネルギーを必要としました。

さらには採用からの研修を考えても、一人採用するまでにかなりのリソースは必要になってくるのです。
一人採用するのに約30万円ほどかかると言われていますが、個人的には他の労力も加味すると、もっとかかる印象です。


■採用にコストをかけるよりも

そこで思ったのが、スタッフが退社したくならないような良い会社を作ろうということです。

・売上が上がる為の研修や仕組みづくりをする
・ちゃんと報われる高還元サロンにする
・福利厚生を充実させて、安心して働ける環境を作る

今回、スタッフのトラブルから退社、そして求人を行なっていて、疲弊と反省をしまくった私の結論はこれです。

採用にコストをかけるよりも待遇面に力を入れてスタッフに長く働いてもらえるように企業努力した方が全員が得をするなと思いました。


■優遇措置もしない

あとは、個別で優遇措置を付けないことも大切だと学びました。特にお給料面で保証があるような体制はお金のトラブルになりやすいので、お互いの為によくないということを学びました。

今回の採用でも優遇措置はつけないように気をつけました。会社の制度の中で、ミスマッチがないようにしっかりと話して、もしミスマッチがあれば(例えば休みを1日増やして欲しいなど)ちゃんとお断りをするようにしました。


■学びの多い採用期間

とはいえ色んなかたの話を聞くのは楽しいし、またその方達の悩みが今後の労働環境改善するためのヒントにもなったりと自身も学べることが多かったです。

今後も採用は続けていきます。

資料作成やHPの見直しなども引き続き続けて、良い入り口にしていきたいなと思います。

いつか「まだ採用で消耗しているの?」と言えるように、内部の強化を図っていきたいなと思います。


以上です!

では。


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プロフィール

株式会社LORONG
オーナー 
斉藤達也


一人サロン6店舗経営/静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています/仙台に5店舗目、四ツ谷にニューブランドDUAをオープン

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都内5店舗、仙台1店舗。一人サロンを経営しています。小規模サロンのブランディングやマーケティングが得意です。一人サロンで働きたい、これから独立したいという方はお気軽にご相談ください!

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