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【人時売上高】マンツーマン美容師は”人時売上高”を意識して！｜小規模サロンマーケティング

TATSUYA SAITO／LORONG代表

こんにちは、株式会社LORONG斉藤です！

小規模サロンのブランディングやマーケティングが得意です。一人サロンで働きたい、これから独立したいという方はお気軽にご相談ください！

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《本日の記事》時間対売上＃人時売上高
対象：アシスタントがつかないマンツーマン美容師
（2270文字／４分で読めます／購読形式／計算あり）

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先日こんなツイートをしました。


"人時売上高”は一人サロンやフリーランスなどのマンツーマンで仕事する美容師には大切な指標で、ロロンでも意識して取り組んでいます。

こちらの数字を意識することで、どんな良いことがあるかと言うと…

・簡単な生産性がすぐにわかる
・その日の自分の達成度がわかる
・自分（サロン）の限界がわかる
・目標が定めやすい
・課題が把握しやすい
・売上の意識が芽生える

それでは説明していきます！



＊人時売上高

”人時売上高＝売上高÷総労働時間”
人時売上高は、従業員1人当たり1時間にどの程度の売り上げを出したかを表す数値です。 

カットカラーの売上が2時間で10,000円でしたら
5000円（10,000円÷２時間）ですね。

ちなみに、人時生産性というものもあります。
”人時生産性＝売上総利益（粗利益）÷総労働時間”
この人時生産性も大切ですが、ロロンではすぐ数字に出しやすい人時売上高の方をを意識して営業をしています。

もう少しリアルな生産性を知りたいなら
”（売上高−材料費）÷総労働時間”
こちらも出せると良いですね。少し面倒ですが。
フリーランス美容師さんなど、材料費を自分で負担している方にはオススメです！

＊簡単な達成度がわかる

人時売上高の良いところは計算しやすいということです。

”売上÷働いた時間”　
ただこれだけですから、すぐに計算できます。

出勤時間が8時間
その日の売上が32,000円
”32,000円÷8時間”
人時売上高は4000円／１Hですね。計算簡単ですね〜。

なので、その日の達成度が簡単にわかります。また今時点での達成度やその瞬間的な売上の達成度も確認しやすいです。”売上÷働いた時間”ならすぐに確認できますよね。


＊目標を達成するための指標になる

皆さん、自分の目標売上など決めていますか？これも大事ですね〜。

例えば、月２０日で８０万稼ぎたいのでしたら、1日４万円売り上げたら達成できます。1日の出勤時間が８時間だとしたら…
40,000円÷8時間で、人時売上高は5,000円
という感じで人時売上高も目標として設定ができます。

なので、常に1時間5,000円の売上を目標に行動すれば、目の前の数字を追いやすくなりますね。さらに、それに向けたメニュー作りやキャンペーンも打てます。つまりは目標を達成する為の途中指標になってくるのでとても大切な指標だと言うことがわかります。KPIとして使ってください。


＊人時売上高を上げるには

この数字を上げていくには

・客単価を上げる
・施術時間を短縮する
・予約を埋める
・掛け持ちをする

この４つになります。サロンの方針や個人の能力で難しいこともありますが、意識してみましょう。

この中で個人的に大切だな思うのが「予約を埋めること」です。効率的に売上を上げるなら、まずは出勤時間を埋める工夫をしましょう。予約が埋まらなくても、マネタイズできる何かで空いている時間を埋めていくと良いなと思います。


＊人時売上高を下げる要因

逆にこの数字を下げてしまわないように注意しましょう。

・施術時間をオーバーする
・メニュー変更（ダウングレード）
・キャンセル

などがあります。

特に気をつけたいのが、施術時間オーバーですね。
施術時間を守ることは絶対です。だらだらやらないで決めた時間を守ること。例え客単価が良くても時間をかけていたら人時売上高は下がりますからね、意識しましょう。


＊他にも意識する指標

ついでに出せると良い指標が…

”接客対売上＝売上÷接客時間”

接客した時間内でどのくらいの生産性があるのか知るのもオススメです。まだ予約が埋まらない時期などこの指標を出して「正しいメニュー設定ができているのか」確認すると良いでしょう。人時売上高と比較して、自分の課題を探しましょう。


＊人時売上高は自分の鏡である

人時売上高の指標は、自分の位置や課題を把握することができる鏡みたいなものです。この数字が目標よりも低ければ、原因は集客なのかメニュー構成なのか、施術時間なのか何か分かります。また、逆に高すぎる場合、もしかするとサービスが荒くなっていたり、質が落ちている可能性もあります（例：掛け持ちをし過ぎて、お客様の満足度が低下するなど）。

なので、この数字は常に意識して日々のサロンワークに取り組んでいきましょう！


以上です！

では！

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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者　斉藤達也

静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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