【人間理解part①】人間の特性と平和について
はじめに
平和とは何かというテーマを考えたので、ここからは平和を醸成するにあたって、個人レベルでは何が必要かという視点で考えてみたいと思う。そこで考えたい背景は、「人間が持つ特性とは何か」ということだ。平和の根本的な本質を捉える上で、人間の特性を理解することは欠かせないことだ。何故ならば、平和は単なる制度やルールによるものではなく、人々の行動から自然に生まれるものだからだ。人間の特性を踏まえながら、自分たちはどのように平和な社会を作る必要があるのか考えてみたいと思う。
人間の特性とは
「進化する社会性を創る動物」
人間は、社会の一員として生きる上で必要とされる「共感」「協力」「つながり」を基盤に、社会性を育んできた。大昔の人間は捕食者から身を守り、食料を得るために協力し合うことで、感情や言語と共に社会性をより高度なものに進化させてきた。そして約250万年の時を経て、効率化や物理的な能力の補完をAIやロボティクスによって実現し、今では「知の集合体」として新たな課題解決や倫理観の向上を目指す存在へと進化していると考えられる。自己成長の基盤を形成しながらも「互いの違いを尊重」しながら、「柔軟」に持続可能で倫理的な社会構築が実現できることが、他の動物にもAIにも代替えできない人間だけが可能なことではないだろうか。
まとめ
近年の技術革新で、「進化する社会性を創る動物」である人間は、更に倫理的に、更に同じ意識を持った集団的に進化しつつある。このnoteでも自分と同じ様な意識の方々が沢山いらっしゃる事が分かり、心強く思う。そんな人々と結託し、より良い世界を作るために行動することが、今に生きる人間の使命なのかもしれない。