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【自己紹介】平和のたねまきのはじまり
はじめまして、YUKIKOです。
本ブログをご覧いただきありがとうございます。
本業は看護師ですが、40歳を迎えた節目に、長年関心を寄せてきた「世界平和」に少しでも貢献したいという思いから、このnoteを始めることにしました。
自己紹介と平和への思い
私は島根で生まれ、広島で育ちました。
広島では小学生の頃から平和教育が身近にありました。被爆者の方を学校に招き、当時の体験を直接伺う機会があったことを、今でも鮮明に覚えています。さらに、8月6日の原爆の日には、登校して午前8時15分に黙祷を捧げることが当たり前でした。
しかし、6年前に家族と共に東京へ移住した際、広島で当たり前だったこれらの取り組みが、日本全体では普遍的なものではないことを知りました。
平和記念式典が地上波で一局しか放送されないことや、子どもたちが平和学習を受ける機会がほとんどないことに驚きと衝撃を受けました。
広島や長崎で起きた出来事が、日本全体で十分に共有されていないように感じます。
まるで、これが一地域だけの問題であるかのような温度感。この現状に「本当に日本はこれで良いのだろうか?」と強い疑問を抱くようになりました。
一方で、世界から見た広島への関心は非常に高く、多くの外国人が原爆資料館を訪れ、事実を知ろうとしています。
彼らが歴史を学び、多くの気づきを得て帰っていく姿を目にすると、日本人こそがこの歴史に向き合い、学び直す必要があると感じます。
現代社会の課題と平和の本質
私がこのnoteを始める理由の一つに、現代社会が抱えるさまざまな課題があります。
孤独や孤立、いじめ、ハラスメント、多様性への理解不足など、これらは表面的には異なる問題に見えますが、本質的には「人と人とのつながりの希薄化」に起因していると考えています。
制度や仕組みを変えるだけではこれらの問題を解決することはできません。
一人ひとりが平和の本質を理解し、日常生活の中で「調和」と「尊重」を意識的に育むことが大切ではないでしょうか。
また、過去の戦争や紛争の歴史を学ぶことは、人間の本質的な性質―欲望、恐れ、誤解、攻撃性―を理解し、現代の人間関係における対立を予防するヒントにもなります。
このnoteで伝えたいこと
このnoteでは、広島で受けた平和教育や私自身の体験を基に、平和について多角的に考える場を提供していきます。
原爆の悲劇を振り返るだけでなく、その背景や現在進行中の紛争、人間の本質についても掘り下げながら、「自分はどう生きるべきか」を一緒に考えていきたいと思います。
このnoteは、私にとって平和の種蒔きです。
ここで得た視点や気づきが、あなたにとっても新たな学びや行動のきっかけになれば大変幸いです。