【ドイツ→日本】 1歳児と長距離フライト | 一時帰国 1
旦那は日本大好き、クリスマスもドイツで過ごさなくて全然OK、私の両親にも娘を会わせたいので、急遽日本へ一時帰国することにしました。
しかも、旦那の有給がなぜか余っていたので1か月ちょっと滞在できることになりました。
13時間の長距離フライト
ヨーロッパ在住の皆さんにはお馴染み、ロシア上空を飛べないので、ドイツ⇔日本のフライトは以前よりも長くなりましたね。
お子さま連れの人には、重くのし掛かる試練です。
周りの人に迷惑をかけず試練を乗りきるには、ともかくぐずらせないにつきます。ぐずれば、周りにも迷惑をかけるだけではなく、親の体力も底をつきます。
そういえば、迷惑をかける前に周りに挨拶をするべき、という記事を読んだことあります。
私はそうは思わないし、実際そういう人を見たこともないです。むしろ、ぐずられたらこっちだって必死なので、寛容な目で見てくれと思っています。それに、迷惑なのは子供だけではなく、おじさんの大きいイビキもうるさいのですよ。
今回もいましたよ。前から聞こえてくる「ぐおぉぉぉ」というイビキ。
お互い様ですし、基本的には、私は今後この乗客たちに会うことはない精神で割りきっています。
書く言う私も、子供が産まれる前は、子連れが近くにいたら嫌だなあって思っていました。しかし、怒鳴ったり嫌みを言ったりなんてしませんよ。
娘との帰国は今回で2回目です。1回目は、初フライトでどうしようかとハラハラしていました。行きの離陸前に眠さと初めての空間にぎゃん泣きしたものの、その後終始ご機嫌のお利口さんでした。
また、周りも親切な人ばかりで、娘がニコーとしたら手を降ったりもしてくれました。周りの乗客とCAさんとの相性は大事ですね。
今回は前回と違い、活発に歩き回る好奇心旺盛の1歳3か月。
準備は念入りに、使えるものはなんでも使います。
座席選び
バシネットにはもう入れないので、娘は膝の上です。
JALのプレミアムエコノミーを選び、2-3-2の座席配置。
👶マークがつくので、隣に人が来ないことにかけて3席のところを取りました。
隣がもし空いていれば、1席を使って寝れるように事前にフットレストも購入しました。
ちなみに私はエコノミーで帰るものだと思っていたのですが、動き回りたい娘が窮屈しそうだからプレエコがいいということになり、大金はたいてプレエコにしました。。。
実際はこれが大当たり。プレエコだと娘の大きさなら、地べたに座って遊ぶこともできました。一番前だとエコでも遊べますが、フットレストの使用が禁止だったり、肘掛けが上がらない、などの弊害もあります。
プレエコの問題は肘掛けが全席固定なので、親の膝同士に横たわって寝るというのが難しいです。抱っこで寝ることはほぼなくなったので、横や縦になって寝れないのは死活問題です💦
なのに、リスク承知で今回はかけにでました。
2日前ぐらいに席を見たら隣の席が埋まっていました。他にもいい席が空いてるのにも関わらず…..と思っていつつ、もしかしたらJALが事前にブロックしてくれたのかな、って考えてみたり。
当日、CAさんに座席を確認したら、無事空席ということで、ラッキー!
しかも、行いのフライトは空席も多く、通路挟んだ隣の二席も空いていたので、お外みるときなどどんどん使ってくださいと言われました。
離陸前にやること
いつも18-18:30には寝ている娘、20時の離陸は眠すぎてぐずっているだろうなと思っていました。実際眠そうでしたが、空港では眠いのを通り越し(ハイ状態?)元気に動き回っていました。
優先搭乗で機内に乗り込み、フットレストを離陸前に準備。空気を入れたら、シートベルトサインが消えるまで上の荷物棚にいれました。
前回、行きのフライトで寝始めていたところに、機内アナウンスが大きくびっくりして泣いてしまったので、それ以降は常にCAさんにアナウンスの音量に気を付けていただくようお願いするようにしています。
今回も、CA全員に周知しますと快く対応していただけました。
(→飛行中、音量が大丈夫か確認もしてくれました。)
てっきり、離陸前に寝ちゃうかなと思っていましたが、起きているので耳抜き対策をしなければいけません。
気圧で耳が痛くなりギャン泣き、ということだけは避けた買ったので、まずはお水を上げましたが、まぁ飲まない。。。
甘い飲み物はあげたくなかったので、お菓子(Reiswaffeln)をあげました。噛んで飲むことで耳抜きができるはずで、遅い時間に上げるのは嫌でしたが、今日は特別!ということであげました。
当然もぐもぐ喜び、5-6枚は食べましたね。ラウンジでごはんも食べたのに、あぁ。。。と思いつつ、本人はご機嫌でした。
この日は風が強く、揺れるのかなと思っていたら、やはり離陸後1時間くらいはシートベルトサインが消えない可能性があるとアナウンスがありました。
約1時間後、飲み物と機内食(夕食)の時間になりました!
この時点で娘は結構食べていたので、温かい乳児用の食事はいったんお断りしました。食べたくなったらいつでもお声掛けくださいと言われましたが、写真を見る感じ、結構ペーストっぽそうだったので、食べそうな感じではなかったです。
逆に親のご飯をちょいちょいつまむという。。。
フランクフルト→成田は、なぜか毎回Veganアイス。そして、おいしくない。昔はハーゲンダッツなのに、なぜこのVeganシリーズにしたんだろうか。成田→フランクフルトはハーゲンダッツなので、それが変わらないことを私はひそかに祈っています。。。
簡易ベッドの作成&娘が寝るまで
一席使えるので、椅子の座る部分(太もも部分)を少し前に倒し、フットレストを置きました。これだけだと、寝にくいと思い、枕を3つ椅子の上に並べひざ掛けをその上にかけ、なるべく平らになる感じにセット。
オムツの確認、そして暑すぎたら困るので、寝やすい格好にし、娘を特性ベッドの上に横たえました。しかし、一向に指をしゃぶらない。。。むしろ、そのまま起き上がったりと楽しんでいました。
明るさが邪魔になっているようで、しぶしぶ電気が消えるまで待ち、電気が消えてから横たえると、とたんに指をしゃぶり始めました。
親も横に寝ているかのように錯覚させる感じで、腕置きのところに横たわり、目をつぶったりすると、無事に寝てくれました。
離陸後7-8時間後ぐらいでしょうか軽食替わりに「うどんですかい」をいただき、座席まで持ってきた際、一度目が半分覚めた感じでぐずりました。まさか、においで起きたのか?
一瞬焦りましたが、ごまかす感じで再度横たわらせると、割とすぐに再び寝てくれました。
うどんは残念ながら伸びきっていましたがね。。。
なお、フットレスト側に足を置いており、ベッドのようになってはいるものの、何度か足がふっとレストから落ちそうになったので、そのたんびに足の位置を戻したりしていました。
結局、7時間ほど寝てくれ、とってもえらい子でした。
深夜便は寝てくれる確率が高いのがやはりいいですね。とはいえ、深夜便でたくさん寝ると、日本についてからの時差ぼけが大変です。。。
朝ごはん
離陸前に、袋で娘の朝ごはんはもらっていました。
内容的には、正直うーーーーん。クッキーは子供用とかではなく、ヨーグルトも普通の市販のやつ。バナナもありましたが、家から持ってきたのもありどうせ持ち込めないので、お返ししました。
ケーキみたいのは後日私の親が食べたのですが、1歳児に上げるのはどうなのかというくらい甘すぎたそうです。
何を上げようかなーと思い、私の朝ごはんについていた、パンをあげたらむしゃむしゃ。甘いだろうなーと思いつつ、ヨーグルトも食べました。
高度が下がり始めたらやはり耳が気圧の変化で痛くなるので、お水と食べ物作戦をしました。
高度が下がり始めるのは、着陸の約30分くらい前ですが、シートベルトサインは点灯していません。なので、タイミングがよくわからないという人もいますが、私は自分の耳が詰まったりしたタイミングで気づきます。
前回渡航したときは、6か月のためミルクでした。飲むのも早かったわが子、普段10分足らずで飲む量を、30分弱かけてじわじわ与えていました。本人にとってはすごいストレスだったかもしれませんw
今回は、機内で何かあってもいいように、事前にパン屋でパンを1つ買っていました。朝ごはんも特別多いわけではなかったので、それも半分くらいむしゃむしゃ。
清掃する人に申し訳ないと思いつつ、地面はパンくずで無法地帯と化していました。。。
そんなこんなで無事に日本に到着。ポケモンが出迎えてくれました。
入国審査はどこに並ぶべきかよくわからず(日本人とドイツ人の混合のため)、スタッフに聞いたらその人も分からず、結局一番左端の優先専用レーンでやってくれました。
その後荷物を受け取り、税関に行こうとしたら、Visit Japanで申告している人のレーンは信じられないくらいの長蛇の列。中国路線の人たちが多くいましたが、バッティングしたからというわけではなく、後程姉に聞いたらVisit Japanのやつはいつも長蛇の列だから知っている人は使わない、と言っていました。
あんな長蛇の列を眠くて疲れている子供を連れて並びたくはないと思い、係員の人に声を掛けたら、子連れなので優先レーンへどうぞ。と案内してもらえました。
小さい子連れのためいろんなところで優先扱いしてもらえ感謝です。
次回からは、Visit Japanは使わず手書きにしようかと思います。