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頭がいいとお金を稼げるのかという話

頭のいい人はお金を稼げる・仕事ができる となんとなく思っている人が多いと思います。私もそう思ってました。そして、私結構頭いいのになんでニートなんかしら?とかボヤッと考えてました

でも実際は、その真逆ともいえることに最近気づいたので、その話をしたいと思います

まず、頭がいい=合理的な判断ができる だと定義しましょう

それは例えば、夫婦喧嘩をした時 何が根本の原因になっているのかを比較的素早く認識し、それを双方が納得できる形 (話し方など) で共有し、改善していく能力だったりするわけです

次に、お金を稼ぐ能力が何なのかを考えましょう

それは例えば、株トレードを挙げるなら 一日中トレード画面に張り付いて株価の動向を把握し (傾向を解析したりして)、適切なタイミングで売り買いをする ということだったりします

もちろん、株価の動向を把握する能力は一定の「頭のよさ」が必要です。頭が悪くてはできないです。みんな、その一部の能力に注目して「頭がいい」と、お金が稼げる と思っています

でも 、一日中トレード画面に張り付いている に関してはどうでしょうか。

最も合理的な時間の使い方 とは、家族と過ごす時間だったり、自分の好きなことに没頭する時間ではないでしょうか

ここで「頭のいい」方は、きっともう気付いたと思うのですが、、、

そもそも お金の量と幸せの量がイコールではない ということが、お金を稼ぐ人が頭がいいわけではないという矛盾?の原因であり大切な【真理】なのです

つまり、合理的な行動は、お金を生み出すこととイコールではない ということです

私たちの究極の人生の目的は「幸せでい続けること」です

お金はそのための手段にすぎません

これがすごい盲点!

では、なぜお金がたくさんあると幸せになれるという定義があるように思うのでしょうか

それは、子供の頃から 何かを与えられて嬉しいと感じた経験がたくさんあるからです

くり返された経験は、思考という複雑な過程を経ることなく自動的に感情 (反応) を呼び出すことができる 【オペラント条件付け】 という脳の仕組みがなせる技です

 だから、モノが手に入るお金が沢山あると自動的に思うのです

真に「頭がいい行動」(幸せを増やす合理的な行動) とは、今の自分にとって何が必要なのか正確に判断することです

「頭のいい」人は、自分にとって何が価値があるのかを知っています

短絡的な、自動化された思考を解脱して、真理へと歩める人

それが本当に「頭のいい」人だと私は思います


ここからは余談ですが、自営業をやっている自分の父親や大学の教授など傍で見ていて、こういった「お金を稼ぐ能力」がある人には ある共通点があることに気づきました。

それは、「極端な人」だということです

例えば自分の趣味が好きすぎて 何十時間もそれに没頭したり、人の気持ちを無視して自分の意見を通せたりできる、という極端な能力 (多くの人が真似できない! )を持っている人たちがお金を稼げるんだな。と私は思っています


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