パチンコ離れ!?公営ギャンブルは上半期終了 競馬、ボートレースが好調
コロナ禍にあって、日本の公営ギャンブルは軒並み好調だ。中央競馬会(JRA)は28日、20年上半期の日程を終了。馬券の売り上げなどを発表した。
それによると、1月からの売得金は1兆4,752億6,872万8,200円で、前年比101・5%となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月29日から「無観客競馬」が続いているが、ネット投票が好調を支えている。
また2月23日のフェブラリーステークスから6月28日の宝塚記念までのG1計12レースの売得金は1,935億8,469万400円で、前年比91・5%と奮闘している。なお、JRAは感染症対策として50億円を拠出することも発表済みだ。
一方、ボートレースも好調をキープしている。広島県廿日市市のボートレース宮島で23日から行われていたSG「第30回グランドチャンピオン」は、6日間の日程を終了。「無観客レース」ながら売り上げは146億5,161万1,900円で、目標だった100億円を大きく上回った。
SGは最も格の高いレースだが、同大会の節間売り上げが130億円を超えるのは2009年以来。ボートレース関係者は「ネット投票が一気に普及したおかげ。パチンコファンの一部が流れているかもしれない」と話している。