ホーチミンの路地
路地好きとしてはカテゴリー怪しい系でホーチミンにハイスコアをつけます。
ここは入ったら死ぬかなと思わせる風情な路地の先に感動で震えるくらいcoolなレストランがあったり
ここはどう考えても人ん家だろうという路地にある、レンガとその辺の枝で稼働する即席的カマドでできたお料理を少し先の、ほぼ人ん家で頂くレストランがあったり
元アヘン工場のレストランに行くには千と千尋のトンネルをくぐらなければ着かなかったり
そしてこういうお店は、震える高級店も人ん家店もアヘンも、それぞれホスピタリティが完璧で味も完璧。タヌキに化かされているのではないか、明日出直したら野っ原だったりするのではないかと思わせるのだけれど、きっとそれはエントランスに辿り着くまでの、怪しく濡れた路地の演出があるのかも。
もう一度行きたいのに二度と見つからない雑貨屋さんは、夢だったのか、路地が消えたのか、重度の勘違いなのか、ホーチミンの路地力。