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家をゲーセンにはできないけど 家でアーケードゲームを遊びたい

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アーケードゲーム筐体を並べたり、20世紀の頃主流だったブラウン管モニタや今では手に入りづらい当時の各種装置といった本格的な「自宅ゲーセン」を作らなくても、現在簡単に手に入る液晶モ…
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新刊『家をゲーセンにはできないけど家でアーケードゲームを遊びたい!! 第2号』のご紹介

2024年11月30日に開催されるイベント『RETRO GAME SUMMIT Lv.3(レトロゲームサミット)』で頒布開始する本『家をゲーセンにはできないけど家でアーケードゲームを遊びたい!! 第2号』の紹介です。 本の紹介「筐体とかブラウン管モニタとか当時の環境が無くたって、液晶テレビにHDMIで接続して、PS4とかSwitchのアケコンで基板のゲームを遊んだって良いし今から始めたっていいんだよ」 というコンセプトのもと、アーケードゲームをなるべく現在環境を使って簡単

アーケードゲーム用小型コントロールボックス『EASY-ARCADE2』

アーケードゲームの基板を遊ぶための装置「コントロールボックス」の新型『EASY- ARCADE2』を一足早く触らせていただく機会を得たので色々動作確認をしてみました。 『EASY-ARCADE2』はShuichi TAKANOさんが開発しているオリジナルのアーケードゲーム用コントロールボックスです。 これまで国内外で発売されてきた様々なコントロールボックス同様、アーケードゲームの基板を筐体を使わずに遊ぶことができる装置です。 『EASY-ARCADE2』主な特徴USB-

(3/28更新)『家をゲーセンにはできないけど家でアーケードゲームを遊びたい!!』のご紹介【増刷分販売中】

昨年11月23日に開催されたイベント『レトロゲームサミット』で頒布開始した本『家をゲーセンにはできないけど家でアーケードゲームを遊びたい!!』の紹介です。 イベント持ち込み分と12月増刷分が完売して2024年1月に2回目の増刷をしましたが、ありがたいことに現在全数完売致しました。 3回目の増刷(第四刷)が2月19日に出来上がり、同日より販売開始となりました!! よろしければ是非下記リンクの販売店でご購入ください! 本の紹介これまでサイトやSNSで書いてきたアーケードゲーム

「レトロゲームサミット(#レゲット)」に参加しました

2023年11月23日に開催された「レトロゲームサミット(#レゲット)」というイベントにサークル参加をしました。 レトロゲームサミットとは レトロゲーム・マイナーゲームの即売会(ファン同人誌や制作物、企業出展) レトロゲームのコスプレを楽しめる 当イベントならではのスペシャルイベント 上記3つを全力で楽しむレトロゲームのことが好きな人のイベントです。 私が参加しているサークル「LOOPCUBE」としてブース出展して、アーケードゲームに関する本を製作、頒布しました。

極小ネオジオ基板『MV-1C』のUniBios化&電池ソケット化

業務用ネオジオ『MVS』のマザーボード基板の中でも、かなり後半に登場した極小モデル『MV-1C』を入手しました。 基板サイズはMVSカートリッジとほぼ同サイズです。 本来は基板の外側にプラスチックケースがついていてもう少し大きいのですが、入手したものはプラケース無しのむき出し基板状態でした。 MVSの1枚挿しマザーボードはMV-1C以外どれも2枚の基板を組み合わせた立体的な構成になっていて、ゲームカートリッジをマザーボードと水平に挿し込む仕様になっています。 MV-1C

SEGA NAOMI基板を家でお手軽に遊ぶ方法

セガのアーケードゲーム用システム基板「NAOMI」を入手しました。 NAOMIは1998年に稼働開始したドリームキャスト互換の業務用ゲーム機です。 JVS(新JAMMAとも呼ばれています)という当時の新しいアーケードゲーム標準規格で筐体と接続するシステム基板のため、これまで遊んできたアーケードゲーム基板とは違いJAMMA端子が付いていません。 JVSについて詳しくなかったので、どうやって家で遊べる環境を用意すればわからず苦手意識もありなかなか手を出せずにいました。 ネッ

自宅でアーケード基板をサターンパッドで遊ぶお手軽環境

ひょんなことから、業務用(アーケードーゲーム)基板を手に入れる機会に恵まれたので、自宅で基板で遊べる環境を揃えてみました。 「自宅でアーケードゲーム」と言えば「筐体を購入」や筐体のコンパネだけを切り出したような「コントロールボックス」一式でプレイするのが一般的ですが、最近は小型の装置が色々出てきたので「なるべく手軽に」を重要視して揃えてみました。 (と、言っても基板そのものがけっこうデカいので、家庭用ゲーム機みたいにシンプルな構成はちょっとむずかしいですね……。) コン

自宅でアーケード基板をPS/Xbox用アケコンで遊ぶお手軽環境[CBoxUSB]

アーケードゲームを自宅で遊ぶために必要な「コントロールボックス」には色々な種類がありますが、我が家ではUSBコントローラを直接接続出来るタイプを使用しています。 PlayStation3や4、XboxシリーズやPC向けに販売されているUSB端子で接続するジョイスティック(アケコン)をそのまま使うことができるので、アーケードゲーム専用にコントローラを別途用意する必要はありません。 今回購入したのは秋葉原に店舗を構えるアーケードゲーム基板や関連商品を取り扱っているKVClab.

『レトロゲームDEアソボ』で令和の新テーブル筐体『TaKuYaタクヤ』を体験してきました

2023年3月29日まで府中駅そばのショッピングセンター「ミッテン府中」で開催中の『親子で楽しめる レトロゲームDEアソボ』に行ってきました。 お目当てはもちろん、徳力精工株式会社が現在開発中のテーブル筐体『TaKuYaタクヤ』と、アップライト筐体です。 3月1日から開催されていたこのイベント、14日までテーブル筐体とアップライト筐体は展示のみで触れることができませんでしたが、15日からはフリープレイとして開放され、自由に遊ぶことができるようになっています。 イベント会場

ST-Vカートリッジにジャストサイズの収納ケース

セガの「ST-V」はセガサターン互換のアーケードゲーム基板です。 システム基板(マザーボード)とカートリッジに分かれていて家庭用ゲーム機のようなカートリッジを交換することで簡単に違うゲームを遊ぶことができます。 基板の上部(写真左下)にカートリッジスロットがあり、そこにゲームタイトルのカートリッジを差し込んで起動すると該当ゲームが起動します。 カートリッジはプラスチックに覆われて、まさにファミコンのカセットという雰囲気です。 単体で見るとファミコンカセットのような見た

『プリント倶楽部2』基板をST-V基板として使えるようにした話

ゲームセンターに女性を呼び込む人気コンテンツとして活躍している写真プリント機。 90年代のアトラスから発売されてゲームセンターに登場した『プリント倶楽部(通称プリクラ)』は大ヒットして各社様々な写真プリント機が登場しました。 プリクラの後継機種『プリント倶楽部2(通称プリクラ2)』はセガのアーケード基板「ST-V」を使用しています。 「プリクラ2から取り外した基板が余ってるけどいる?」というお誘いに「プリクラ2の基板はST-VだからそのままST-Vのゲームが遊べる!!」と