月の舟/ププレポロカ
もう水の中の僕らには
海はきっともう
乾いてった 溢れるのは
溢れた水を いま掬う
地球への眠り
二度ともう戻れない
失くしたものを
見つけるにはまだ
あの日の僕を見つけて
壊して 君を見つめて
あの日の僕を見つけて 壊して 君を見つめ
連れ出す 夜に 浮かぶ月のように
鮮やかな色で見て
泣き出した君の顔 反射する一雫
黒い目の奥に目に映る 月のこと
僕はそれが欲しいよ
いま 連れ出す駆けてく君は
もうどこへいくの
目が潤む泣き沈む ときに
きっと思い出したものは
あの日に戻れたらなんて
そんなことを思うのだろう
失くしたものは何だ
あの日の僕を見つけて 壊して 君を見つめ
連れ出す 夜に 浮かぶ月のように
鮮やかな色で見て
泣き出した君の顔 光る粒 見つめてた
黒い目の奥に目に映る 月のこと
僕はそれが欲しいよ
何度見ても気持ちとは裏腹なみだ
後悔はしてないよ いまも
あの日の僕を見つけて 壊して 君を見つめ
連れ出す 夜に 浮かぶ月のように
鮮やかな色で見て
泣き出した君の顔 反射する一雫
黒い目の奥に目に映る 月のこと
僕はそれが欲しいよ
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