Instagram・Twitter・Facebookを活用するための3つのヒント【2020年版】
数あるソーシャルメディアの中でも、主にコミュニケーションツールとして多くのユーザーに利用されているInstagram・Twitter・Facebook。
今回は、各プラットフォームを活用するための3つのヒント、「①コミュニティの特性」「②コンテンツ/機能面の特性」「③活用ポイント」をそれぞれまとめてみました。
※最終更新:2020年1月
Instagramの主な特性:動画や写真、ハッシュタグの工夫次第でリーチを増やせる
Instagramを個人で利用する際、「インスタ映え」を狙った写真や動画を投稿し、いいね!などを増やすことを目的にしている方は多いと思います。
企業アカウントとして利用する際は、写真や動画を用いて自社のサービス・商品を魅力的に伝えるだけでなく、ハッシュタグやストーリーズ機能を活用し、潜在層へのリーチ増加や、ファンとのコミュニケーション活性化に役立てることがポイントになります。
【①コミュニティの特性】
・動画や写真のクオリティ、世界観の構築が重視される
・ストーリーズを使った、気軽かつリアルタイムな情報発信が活発的
・国内の全年代の利用率は35.5%(※)
・TwitterやFacebookよりも利用率の伸びが大きい(※)
【②コンテンツ/機能面の特性】
・ハッシュタグをフォローできるなど、ハッシュタグの工夫次第でリーチを増やせる
・ストーリーズのフィルターやスタンプが充実している
・投稿にリンクが貼れないため、外部サイトへ誘導しづらい
(認証バッジを取得すれば、ストーリーズにリンク貼り付けが可能)
【③活用ポイント】
・Facebookほど影響は強くはないが、アルゴリズムによるリーチ抑制がある
・Facebookと同一の広告管理ツールから広告配信できる
・効果測定レポートを作成するためには外部ツールが必要
(クリエイタースタジオを使用すれば過去7日間のインサイトが取得可能)
Twitterの主な特性:タイムリーな話題を絡めることで情報拡散が期待できる
Twitterを個人で利用する際、巷で話題のニュースや日常の出来事に対して、「バズ」を狙った投稿を行っている方もいるかと思います。
企業アカウントとして利用する際は、このようなライトなコミュニケーションの場であることを活かし、タイムリーな情報を提供することはもちろん、引用リツイートやアンケート機能などを活用し、さらなる情報拡散を図ることがポイントになります。
【①コミュニティの特性】
・テキスト、写真・動画ともにライトなコンテンツが好まれる
・タイムリーな話題に関するユーザー同士のコミュニケーションが活発的
・国内の全年代の利用率は37.3%(※)
・InstagramやFacebookよりも利用率が多い(※)
【②コンテンツ/機能面の特性】
・リツイートやいいね、アンケート機能などを通して情報を拡散できる
・引用リツイートやスレッドなど情報拡散に役立つ機能がある
・匿名アカウントが多く、他プラットフォームと比べると炎上リスクが高い
【③活用ポイント】
・InstagramやFacebookと比べるとアルゴリズムの影響は弱い
・広告が多くリツイートされれば、情報拡散されやすい
・Twitterアナリティクス(無料)を使えば、エンゲージメントやインプレッションなどを分析することができる(CSVデータもダウンロード可能)
Facebookの主な特性:フォーマルなトーン&マナーを用いた広報活動に役立つ
Facebookを個人で利用する際、実名アカウントとして、自身のライフイベントや現在のステータスを伝えることを目的にしている方は多いと思います。
企業アカウントとして利用する際は、このようなパーソナルな場であることを活かし、ユーザーの属性を踏まえながら、企業の広報活動やターゲティング広告の運用に役立てることがポイントになります。
【①コミュニティの特性】
・フォーマルなトーン&マナーのコンテンツが好まれる
・日常生活における報告や情報交換などが多い
・国内の全年代の利用率は32.8%(※)
・InstagramやTwitterよりも利用率が少ない(※)
【②コンテンツ/機能面の特性】
・シェアやいいね!などを通して情報の広がりが期待できる
・クーポン機能など企業アカウントに役立つ機能がある
・コミュニティの特性上、気軽なコミュニケーションが取りづらい
【③活用ポイント】
・InstagramやTwitterと比べるとアルゴリズムによるリーチ抑制が大きい
・広告のターゲティング精度が高い(Instagramでも同時配信が可能)
・Facebookインサイト(無料)を使えば、ユーザーの属性や投稿の反応など高度な分析が可能
まとめ
最後に、各プラットフォームの特性を改めておさらいします。御社なりの企業アカウントの活用目的を定めて運用しましょう。
動画や写真、ハッシュタグの工夫次第でリーチを増やせる
企業の独自コンテンツにタイムリーな話題を絡めることで、情報拡散が期待できる
フォーマルなトーン&マナーを用いた広報活動に役立つ
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※過去記事「データで読み解くInstagram・Twitter・Facebook、etc…国内の利用者傾向【2020年版】」を参照