Instagram・Twitter・Facebookでテキストを有効活用するための基礎知識【2020年版】
企業の目的に合わせてInstagramやTwitter、Facebookを活用する上で、写真や動画だけでなく、テキストを工夫している方も多いと思います。
今回は、投稿コンテンツのテキスト制作に役立つ基礎知識として、各プラットフォームの投稿可能文字数やハッシュタグ数、スマートフォン・PCでの表示のされ方など、テキストの主な仕様をまとめてみました。
※最終更新:2020年2月
Instagram:改行位置によって本文の見え方が大きく変わる
Instagramでは写真や動画のクオリティが求められる傾向があるため、写真や動画制作を優先するあまり、テキストの工夫まで手が回っていないという方もいるかもしれません。
しかし、ハッシュタグの使い方次第ではリーチを増やすことができるなど、テキストをよりよくすることは、投稿した写真や動画の効果を上げることにもつながります。
Instagramは本文表示が省略されやすいため、テキストの文字数や改行位置を検討し、冒頭で訴求ポイントがきちんと伝わる本文構成を考えることがポイントになります。
【最大文字数】
キャプション欄:2,200文字まで(半角・全角問わず)
【最大ハッシュタグ数】
フィード投稿:30個まで
【1行あたりの表示文字数の目安(※)】
▼スマートフォン
20~25文字前後
▼PC
40文字前後
⇒ 最初の1行目は、自分のアカウント名分の文字数が含まれることも加味する必要あり
【特徴的な仕様(※)】
▼スマートフォン
・冒頭2行目に改行を入れると、それ以降の本文表示は省略される(「続きを読む」になる)
・改行を入れなくても36文字目あたりを境に、以降の本文表示は省略される
(自分のユーザーネーム分の文字数を含む)
・iOSアプリでは空白行(0文字の行)が作れない
⇒ 空白行にあたる余白を作ってテキストを読みやすくしたい場合は、
「・」「*」といった記号を1文字だけ入力し、改行することで対処可能
▼PC
・最初の改行以降の本文表示は省略される(「続きを読む」になる)
・改行を入れなくても90文字目あたりを境に、以降の本文表示は省略される
(自分のユーザーネーム分の文字数を含む)
▼共通
・キャプションやコメント欄にURLを貼れるが、リンク機能はない
(クリックできるURLを貼れるのはプロフィールのみ)
【理想的な文字数・ハッシュタグ数の目安】
英語圏では、理想的な文字数は125文字、ハッシュタグ数は5~10個という見方がある
出典:
ソーシャルリポート社|The Ultimate Guide to Social Media Post Lengths in 2020
https://www.socialreport.com/help-center/article/360020940251-The-Ultimate-Guide-to-Social-Media-Post-Lengths-in-2019
スプラウトソーシャル社|Know Your Limit: The Ideal Length of Every Social Media Post
https://sproutsocial.com/insights/social-media-character-counter/#instagram
フートスイート社|The Ideal Social Media Post Length: A Guide for Every Platform
https://blog.hootsuite.com/ideal-social-media-post-length/
【テキストとともに投稿可能な素材・件数】
画像・動画:最大10件
Twitter:140文字をいかに上手に使いこなせるか
Twitterはライトなコンテンツが好まれる傾向がある反面、タイムラインには日々膨大な量のコンテンツが流れていくため、その中で目に留まりやすく、気軽に反応しやすいテキストが求められます。
全角140文字という制限があるTwitterでは、URLや絵文字の挿入、改行などにかかる文字数も考慮の上、テキストをコンパクトに読みやすくまとめることがポイントになります。
【最大文字数】
▼通常のツイート
全角:140文字まで
半角:280文字まで
(半角英数1文字は、日本語に換算すると0.5文字)
▼Twitter投票:
質問:全角140文字まで
各回答(4つまで):全角25文字まで
【最大ハッシュタグ数】
49個まで
【1行あたりの表示文字数の目安(※)】
▼スマートフォン
タイムライン:17~20文字前後
個別表示:14~16文字前後
▼PC
タイムライン:33文字前後
個別表示:24文字前後
【特徴的な仕様】
・通常の文字以外は、以下のとおり文字数換算される
改行:全角1文字
絵文字:半角1文字
URL:全角12文字(元URLの長短とは関係なく一律)
画像・動画:カウントなし
【理想的な文字数の目安】
英語圏では、理想的な文字数は71~100文字、ハッシュタグ数は6個という見方がある
参考:
スプラウトソーシャル社|Know Your Limit: The Ideal Length of Every Social Media Post
https://sproutsocial.com/insights/social-media-character-counter/#instagram
フートスイート社|The Ideal Social Media Post Length: A Guide for Every Platform
https://blog.hootsuite.com/ideal-social-media-post-length/
【テキストとともに投稿可能な素材・件数】
画像:最大4件
GIF画像:1件
動画:1件
Facebook:ゆとりをもった訴求がしやすい
Facebookは、InstagramやTwitterと比較するとテキスト投稿面の制限があまりないため、企業の広報活用など、長文のテキストを用いた訴求に適しているプラットフォームです。
読みやすさも工夫した上で、ニュースリリースやサービス・商品紹介など、ほかのプラットフォームでは取り上げきれないベネフィットなどについて、ゆとりを持った訴求を行うことがポイントになります。
【最大文字数】
フィード投稿:60,000文字まで
【最大ハッシュタグ数】
フィード投稿:30個まで
【1行あたりの表示文字数の目安(※)】
▼スマートフォン
22文字前後
▼PC
35文字前後
【特徴的な仕様(※)】
▼スマートフォン
・冒頭2・3行目に改行を入れると、それ以降の本文表示は省略されることがある(「続きを読む」になる)
・改行を入れなくても130文字目あたりを境に以降の本文表示は省略される
▼PC
・文字数に関係なく、冒頭4・5行目の途中から、それ以降の本文表示は省略されることがある(「続きを読む」になる)
【理想的な文字数の目安】
長文のテキストを用いた訴求が適しているプラットフォームといえるが、英語圏では理想的な文字数は40~50文字という見方がある
参考:
スプラウトソーシャル社|Know Your Limit: The Ideal Length of Every Social Media Post
https://sproutsocial.com/insights/social-media-character-counter/#instagram
フートスイート社|The Ideal Social Media Post Length: A Guide for Every Platform
https://blog.hootsuite.com/ideal-social-media-post-length/
【テキストとともに投稿可能な素材・件数】
写真・動画:最大10件(カルーセル広告の場合)
ハッシュタグで使用可能な文字/使用できない文字
ハッシュタグの使用不可文字は各プラットフォームでほぼ共通ですが、以前は使えなかった「・(中点)」がTwitterとInstagramでは使えるようになっています。各プラットフォームごとに使用可否が異なるため、以下をご参考にしてみてください。
まとめ
最後に、各プラットフォームのテキスト面の特徴をまとめました。
・Instagram
改行位置によって本文の見え方が変わるため、テキスト冒頭は工夫が必要
・Twitter
140文字という限られた空間をいかに上手に使いこなせるかがカギ
・Facebook
本文が省略されにくいため、ゆとりをもった訴求がしやすい
ループス・コミュニケーションズでは、Instagramをはじめ、各プラットフォームのアカウント運用支援を行っております。まずはお気軽にお問い合わせください。
※全角で換算。使用端末やアプリによって異なるため、あくまで目安。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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