手紡ぎ手織りの学校 Looms
「はじめてのホームスパン」体験記
2022年、盛岡市中央公園BeBA TERRACEに、クラシカウンシルが運営する〈手紡ぎ・手織りの学校 Looms(ルームス)〉がオープンする予定です。
岩手県では、明治時代にイギリス人宣教師により手紡ぎ・手織りの技術=「ホームスパン」が導入されたとも言われ、大正期以降は農閑期の副業として、約100年に渡りその文化が育まれてきました。
2021年には、技術の継承や発信を試みようと岩手県在住の21組のつくり手を中心とした「いわてホームスパンユニオン」も発足し、そのブランド価値は年々高まってきています。
Loomsでは、手紡ぎ・手織りに触れたことがない人も学び、始めることができる講座の開講を計画中。
2021年11月〜12月には、開校前のプレ・イベントとして、Looms講師(小山牧子さん・原しおりさん)による『ホームスパンで自分だけのマフラーをつくる講座』を開催しました。
全6回で羊毛から糸を紡ぎ、卓上織り機でオリジナルマフラーをつくり上げる講座です。
参加者は4名。なかには編み物や洋裁が得意な方もいましたが、みな、手紡ぎ・手織りは、ほぼはじめて。今回、ライターの佐藤春菜さんに講座に参加していただき、ルポをお願いしました。
自分のマフラーを、羊毛を紡ぎ、糸から織りあげる体験。
手紡ぎ、手織りに興味のある方、ぜひこちらの記事を読んでくださいね。
●体験した講座の概要
『ホームスパンで自分だけのマフラーをつくる講座』
(Looms プレイベント)
【開催日時】
2021年11月10日(水)、15日(月)、24日(水)、
12月1日(水)、8日(水)、15日(水)
(全6回、各回10:00〜16:00)
【会場】サンライフ盛岡
【定員】4名
【参加費】4,000円/回(チケット制、材料費込)
●手紡ぎ・手織りの学校「Looms」について
【開校】2022年(予定)
【所在地】岩手県盛岡市本宮字蛇屋敷1外 BeBA TERRACE内
英語で織り機を意味する「Looms」。ホームスパンを知る一歩「手つむぎ・手織りの学校」をベースに、様々な出会い、コトがはじまる起点となる活動を展開していきます。
●講師プロフィール
(左)小山牧子
八幡平市出身。未年生まれ。市内のカルチャースクールでホームスパンを学ぶ。小物を中心に制作し、盛岡や仙台のイベントに出展。服飾作家ASSOBOOとのコラボ作品も展開している。Looms講師。
(右)原しおり
1989年盛岡市生まれ。2014年から植田紀子氏に師事。3年の内弟子期間ののち、研究生として同工房に所属しながら自身の作品づくりに取り組む。現在は独立し、県内イベント等に参加している。Looms講師
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