珍しい苗字を持つ気苦労
私の苗字はちょっと珍しくって、今まで親族以外に同じ苗字を持つ人に出会ったことはありません。
SNS上で苗字を出す気には到底なれず、誰かが気まぐれに私の名前を検索してヒットしようものなら、私は窮屈でたまらないと思います。
Facebookも以前はオープンにしていたのですが、職場の同僚が私のギターを弾いている映像を見たらしく、会話の途中で突然「ギター楽しんでるじゃないですか?」と茶目っ気たっぷりで私に話すのを聞いて、私は心底驚きました。もう私を検索した以外の何物でもありませんから。
それ以来、私は名前でFacebookを検索できないように設定しました。
まぁそれくらいならまだいいのですが、たまたま交通事故を起こしてしまったりして私が加害者で、ニュースになろうものならおそらく、小学校時代から現在に至るまで、私の苗字を知っている人ならすぐピンときてしまいます。
杞憂といえば杞憂なのかもしれないですが、過失で何かしでかしてしまう可能性はゼロではありません。
苗字はもう本当に、多い苗字トップ5に入るくらいありきたりの名前であってほしかった。
迷彩服のような苗字で。