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求められる医療の未来
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米国の人々が注目と期待抱いて見つめているのはトランプ大統領だけではない。新政権で保健福祉長官を務める事となったロバート・F・ケネディーJrだ。これは、ワクチンの効果性と安全性への透明性を求める米国の人々にとって大きな好機となった。
日本でもケネディー氏の就任に期待を抱く人は少なく無い。それは、ケネディー氏を「陰謀論者」「反ワクチン」と批判する日本メディアでは決して報道しない世界全体、そして特に日本とアメリカの公衆衛生の危機的状況が関係している。ロバート氏が目標としているのは特定の薬剤への透明性だけではない。
SNSでトレンドとなった「MAHA(Make America Healthy Again)」は、今の米国にとって感染症を食い止めることよりも切羽詰まった事情があることを示唆している。
医療の向上に反して疾病が増加
歴史的に見て感染症は減少してきている。現代の公衆衛生の向上、栄養状態の改善、感染症に対する人々の知識の増加により、致命的な感染症の大量拡散は効果的に抑制されてきた。逆に、感染症が世界的に流行したのは、世界大戦後の栄養状態も公衆衛生も悪化した時だった。新型コロナでさえ、実際に感染者数が増えたのはワクチン接種開始によりロックダウンが解除された後だった。医師達はロックダウンによって人々の免疫が低下したからだと答えた。
このように、感染症が世界的に流行する時には必ず決まって、世界全体で人々への何らかの負荷がかかり、ストレスや生活パターンの崩壊で健康状態が低下することで免疫が低下し、感染症を発症するというパターンが存在している。
複数の専門家は次のように指摘している。
「感染症は、広告されているほど重大な脅威ではない。「コロナ作戦」から学んだことは、大衆のパニックのレベルが、病気自体がもたらす実際のリスクをはるかに上回っていたということだ。」
この傾向は統計にも反映されている。入手可能なデータからわかるのは、過去 35 年間で、世界全体で感染症と伝染性疾患が世界的に大幅に改善されていたにも関わらず、過去 4 年間はわずかではあるが急激に増加している。これは、人々の免疫が何らかの理由で急激に低下している事を表している。
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新生児疾患以外の母体疾患、栄養失調、マラリア、エイズ、HIV、その他の感染症疾患が2020年以降急激に増加
一方で、興味深いことに非伝染性疾患 (NCD) の発生率は、同じ期間の感染症の増加とほぼ同じペースで世界的に上昇している。具体的には、慢性変性疾患、癌、および同様の NCD が劇的に増加している。
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肝臓、精神、呼吸器、神経、皮膚、精巣、癌、消化器の疾患が感染症の減少と共に増加
日本と米国は薬服用大国であり、日本は高齢者の40%が5種類以上の薬を服用しており、米国では人口の半数以上が処方薬を毎日服用している。しかし、非伝染性疾患の発生率は劇的に上昇している。患者の健康状態がこれほど悪化し続けるのに、医薬品を絶えず摂取する意味はあるのか。
米国の免疫学者で臨床医であもるアレハンドロ・ディアス博士は次のように語った。
「現実には、世界的な「病気ケア」システムが導入されています。現代医学は、事実上、医師を処方箋を連続して出すだけに落とし込んでいます。病気の根本原因に対処する代わりに、臨床医である私たちは、症状だけを治療するように訓練されてきました。
これにはさまざまな理由があると思います。すべての責任が医師にあるわけではありません。個人開業による管理上の負担、医療システムにおける患者の過剰、そしてもちろん、学術界における医学教育の長年にわたる教化はすべて、一因となっています。
私たちの社会では、病気に圧倒されています。肥満率が急上昇し、平均寿命は停滞しています」。
つまり、私達が服用している処方薬は疾病を治療するのではない。症状を緩和するものだ。そして、どんな薬にも副作用が伴うという側面も考慮しなければならない。
アメリカの危機的状況とワクチン
下記に米国の危機的状況を上げるが、これはフィリピン等の他の国にでも似たような状況が存在している。
ー米国の成人の 10 人中 6 人が慢性疾患を抱えている。
ー米国の成人の74%が太りすぎまたは肥満。
ー腎臓病や自己免疫疾患の発生率は上昇している。
ー若者の癌の罹患率は上昇している。
ー米国の 10 代の若者の 3 分の 1 が処方薬を服用。
ー 若者の30%が糖尿病予備群。
ー10 代の若者の 18% 以上が非アルコール性脂肪性肝疾患を患っている。
2020 年には、健康スコアに基づいて若者の77%が軍に入隊する資格がなかったため、軍はスコアを引き下げざるを得なかった。
mRNAワクチンの初期開発者であり、ワクチン開発に情熱を費やしてきたロバート・マーロン博士は次のように語った。
「若いアメリカ人の健康問題は、病気から身を守るために生まれた時から予防接種を実施しているにも関わらず、幼いころから始まっている。CDC は現在、幼児期から 18 歳になるまでに 18 種類のワクチンを少なくとも 70 回接種することを推奨しているが、子供たちの急性疾患や慢性疾患はかつてないほど増加している」。
全ての薬物に副作用がある以上、身体に直接注入する形態のワクチンの接種プロトコルは早急に再評価する必要がある、というのがワクチンや免疫学の独立した専門家が強調している点である。彼らはワクチンが世界全体の健康を害している可能性が高いにも関わらず、そうした事を口にしただけで自分たちのキャリヤや評判が危険に晒されることに対し、「深い闇がある」と指摘している。
より良い医療は既にある
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2020年以降、僅かではあるが急激に低下している
実は、上記の統計の通り、2020年の世界の平均寿命は60年ぶりに低下した。2010年から2021年にかけて、世界の平均寿命はわずか1年しか伸びていないが、2000年から2010年までの10年間は3.6年伸びていた。なぜ、平均寿命はここ数年で停滞したのか。
コロナ作戦後、非感染性疾患と慢性疾患の増加に関する統計は悪化した。アレルギーと免疫学の専門家でもある、先にも取り上げたアレハンドロ・ディアズ博士は次のように語った。
「アレルギー(非感染性疾患)の最も一般的な治療薬である抗ヒスタミン薬の市場は、今後8年間で2,430億ドルから6,500億ドル近くまで2倍以上に拡大すると予想されています。なぜこれらのモデルは、これらの種類の病気の急増を一貫して予測しているのでしょうか?
現在、患者のケアは症状の治療のみに焦点を当て、根本的な原因を無視する傾向があります。たとえば、米国で起こっている GLP-1 革命では、糖尿病薬が減量治療薬として再利用されています。なぜ医師として、患者に治療薬のみを与え、深刻な副作用があることがわかっている薬を与えるよりも、食事や運動習慣の改善にもっと関心を持たないのでしょうか。
これらの感情は、公の議論でますます広まりつつあります。専門家は、個人だけでなく集団全体の健康の重要性に言及し始めています。それは、世界的に特定の政策提案に反映され始めています。これがまさに、私たちの使命が非常に重要である理由です。私たちは、公衆衛生の議論と政策を形成する上で真の力を持つ人々に頼らなければなりません。バイオポリティカル ポリシーの推進は、今後数十年間の世界的な健康の結果を決定する上で不可欠です」。
健康は、過去も現在も含め、特に、今後数十年間で最も重要な問題であり続けるだろう。現在の医療教育とシステムを世界的に大きく改善しない限り、病気の発症率は今後も上昇し続ける。パンデミックの後、こうした医療の悪循環を止め、人々にふさわしいケアを提供するために最善を尽くさなければならない、という医師や専門家が増えた事は大きな進歩だ。
患者が現在の医療システムがいかに有害であるかをさらに理解するにつれて、現存の治療法の代替手段を探し始めるだろう。既に、この動きは世界的に始まっている。
元WHO職員テス・ローリー博士もその一人だ。彼女は「Better Way(より良い道)」という標語を掲げ、世界45か国の有志達が参加しているWCH(World Council for Health)という非営利団体を立ち上げた。
彼らは、現存の医療システムよりもより良い治療法を選択できる手段を提供している。
下記は日本支部のホームページ
十月に東京で開催された国際危機サミットの団体であるICSは、専門家や医療分野のエキスパート等の専門分野を代表した有志達が世界を回り、各国の議会や一般の人々に現存医療の悪質な不正と致命的や誤りを最新の研究結果と共に公表している。
下記はICS6東京の公式ホームページ
このような医療システムの世界的うねりにより、統合医療がより普及すると予測している医師達もいる。パーソナライズされた精密医療。症状のみに対処するのではなく、病気の根本原因に焦点を当てるのだ。機能医学は、個人固有の遺伝的、生化学的、およびライフスタイルの要因を考慮し、より包括的な健康の理解を提供するだろう。
これは遠い未来のビジョンではない。これらの代替手段は今日、すでに存在している。ただ、それが公のメディアや公共機関では提供されていないだけである。
下記は日本の総合医療コンサルタント法人の公式ホームページ
例えば、太陽の光を使用した太陽光治療はギリシャ・ローマ時代に実施されており、これを科学的に分析し1903年に人工的な光線治療器カーボン・アーク灯を作り出したデンマークの医師、N・R・フィンゼンはノーベル医学賞を受賞している。
下記は日本の光線療法の診療所の公式ホームページ
このように、既にこの社会は有害な医療システムに代わる、より良い治療を選択できるように整えられている。それに、アクセス出来るか出来ないかで私達の健康や命そのものが左右されるのだ。
この情報を他の人々と共有する事で守られ救われる命があるだろう。
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