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未完成な彼らと幸せ者の私
私はV6のファンです。
たったそれだけで「あなたは本当に幸せ者ですね」と言われるだろう。
大好きな人達が、悔いもなく最高の状態でグループを完成させようとしている。
7月3日の日本テレビの音楽番組「THE MUSIC DAY」にて大トリを飾り、「仲良しが止まらない」と紹介された私の大好きな6人。
多くのグループがあるなかでグループ活動の進め方に正解というものはなく、メンバーの誰かが旅立とうが一時的に活動を休止しようが、そのグループにとってそれが最善なら正しいと思う。
ただそれを前提としても。それでも26年間自分たちの速度を保ち、変わらず6人のメンバーで進んできたV6には、V6にしか見られないたくさんの景色を見てきたはずだし、それでしか得られないたくさんの幸せを私たちに与えてくれた。
それは正真正銘の誇りであり、誰にも譲れないものがある。
そんなV6は、「僕らは まだ」という楽曲を発表した。
僕らは まだ 未完成で
完璧には遠すぎて
そう思うたびに 弱さを知って
心のピースを埋めていく
26年目に入り、解散を発表しても、V6はまだ未完成なのだ。様々な経験を経て未完成のまま進んできた。そして、
バラバラだった 僕らの破片は
ひとつになろうとしている
僕らは まだ 未完成さ
どんな色にもなってゆける
これから11月1日に向かい、6つのピースを合わせてV6はひとつになろうとしている。V6を完成させようとしているのだ。
声を大にして言いたい。
V6は解散するのではなく、完成するのだと。
そして、そんな完成に近づこうとしているV6を見守り、完成を見届けることができる我々ファンは本当に幸せ者だなと思う。
多くのグループがある中で、未完成な年月を過ごしてきたV6に偶然出会い、応援することを選び、そして今日まで選び続けてきて本当に良かった。V6を選んだことを私は一番誇りに思う。限りなく幸せだ。
ありがとう、V6。
どんな完成形が見られるのか。楽しみでもある。
(だが寂しさは爆発する)