はじめに
それでは今日は、
私の事をちょっとお話しさせていただきつつ、
前提としてまずご理解いただきたい事のお話をしますね。
私はアパレル販売員として、約7年間様々なブランドを渡り歩きました。
ある時は渋谷109に本店を構えるようなギャル服を、
またある時はフリルひらひらお嬢様服を…
会社の事情でブランドをかわるたび、
私はそのブランドのお洋服を購入する必要に迫られていました。
アパレル販売員は「服を売る」のが仕事です。
ショップにもよりますが、基本的には自店の商品を買って着用していないと仕事はできません。
つまり、販売員をしている間は服は増え続けるのです。
品切れしたり、シーズンが変わったりすれば、当然新しい物を買わねばならず、
本社が売り出したい商品があれば、それを買うこともルールです。
そのため私のクローゼットは毎シーズン総入れ替え。
よほど気に入っているお洋服でなければ、リサイクルショップに持ち込んでいました。
なぜなら、私の出勤日数は少なくとも月に20日。
ということは、最低でも20パターンは作れる量のお洋服を買っていましたので、よっぽどお気に入りでなければ、どなたかにお譲りしていました。
また、販売員として「全く同じコーディネートはしない」と固く決めていました。
一着のお洋服の、様々な表情をお客様にお見せできるのが販売員です。
ですから、「着回しがしにくい」商品は、できるだけ買わない事にしていました。
そして、どんどん少ない服でも常に違った雰囲気のコーディネートを作ることが得意になっていきました。
私がパーソナルコーディネーター®︎として起業したのは、この経験が人様のお役に立てると思ったからでした。
販売員は毎シーズン、大まかな商品情報を事前に見せてもらうことができます。
これは、どの時期にどんなものが入ってくるのかを一覧で見ることができ、
ブランドとして「どんな服・コーディネートを押していきたいのか」もわかります。
その中で、自分のワードローブを組み、入荷に合わせてまとめ買いをしていました。
こうした自分の経験を元に、私が考える理想のクローゼットのつくり方は、
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「着たい服」だけのクローゼットのつくり方
「服はあるのに着たいものがない」「断捨離基準がわからない」とお困りの方へ。 個人向けスタイリストして数々のお客様を見てきた私から、持つべき…
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