書き出し8/5
暗がりで今日の振り返りと三題噺を考える。文章を書くことを習慣化しなければ小説を書けない私が心底嫌だ。
昔から何かしようとしてもそれ以上のやりたいことが邪魔をした。同じやりたいことではあるけれどそこには大きな差があって、いつしか等しくやりたいことがやりたくないものになっていく。
だけど今は少し小説を書くことが楽しくなってきています。もっとうまく文字に乗せたい。思い描く想像と言葉を紐づけたい。今はなんとなくそう思ってきています。
確かにあまり寝る時間はないけれど自分にとってこの生活は将来の希望につながる努力だと思うから。迷うことの弱さもすくむことのもったいなさも全部知った私だから今こうしてなりふり構わず向き合えているのだと思います。
さて、そろそろ三題噺と行きましょう
狂乱の 真夜中 貪欲 いやーむっず
単語が全部抽象的すぎて逆に定まり辛いパターンだ。
闇夜にうごめく狂乱の○○は貪欲に今日も獲物を狩るとかってするのはテンプレすぎてつまらんので、少し意匠を凝らしてみたい。
「狂乱の」このフレーズからいこう。狂乱の渦中にあるのは誰か。
そしていったい何に狂っているのか。どうしてそうなってしまったのか。
考えてみたがこれで平和な話を産みだすのは少し難がある。
狂乱の渦中にあるのは社畜としよう。
その社畜は俗に言う妄想の世界に逃げていた。上司の頭をひっぱたく、
上司にため口を利く。
やってはいけないことを想像し、どこまでやれるのだろうとある日の真夜中疑問に思った。それから、男は狂い始める。はじめは小さなことだった。上司の机から鉛筆を盗んだり、お茶を捨てたり。
それからどんどんとやってはいけないことがエスカレートし、とうとう男は人を殺してしまう。されど、男は貪欲にタブーを犯し続けた。
男はいったいどこまで出来たのだろう。男は満足できただろうか。
その行末は当の本人にすら定かではない…
これで勘弁していただきたい…!
正直いってあまりいい出来だとは思えない。この案には新規性が感じられないからだ。この話は誰もが思い描く欲望が根源にある。そのため、どこか既視感が垣間見える。
深夜2時、明日もまた仕事があるというのに…
後悔先に立たず、さりとて後悔なくして、あるいは痛みなくして成長はないのだと言い聞かせる。
失敗をただの失敗で終わらせるかどうかは私次第なんだとそう思います。
いざ数多の失敗達に救済を!
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