「これ以上はない」といえる最高のオンライン授業を目指して
※この記事は2021/01/21の投稿の再掲載です。
💡オンライン授業に課題を感じている皆さまに、Loohcs高等学院のオンライン授業の様子をご紹介します!
3学期はオンライン授業でスタートしました。
オンライン授業を行うのは5月以来です。
6月から12月までは基本的に対面授業を実施し、通学が不安な人、少しでも体調が悪い人はオンラインでの授業参加を推奨してきました。
半年の対面授業を行った今だからこそ、改めて
オンラインでこれ以上の学校はない
といえるものを目指して授業を行っています!
進化したZoomで快適になったバーチャル教室
Zoomのアップデートで、参加者がブレイクアウトルームを自由に移動できるようになりました!
これを利用して、オンライン上に学校と同じ部屋を作ってあるので、学生は自分の好きなところに移動できます。
・大教室(メインルーム)
・神殿(なんとなくメインを出たい時に)
・防音室(こもって集中したい人向け)
・和室(少し雑談したい人向け)
オフラインだと騒がしいルークス生ですが、オンライン上で人が多く集まる環境ではやはり発言がしにくいんだそうです。
そこで教室を分散し、一部屋の人数をへらすことによって、喋りやすさが生まれます。
学生同士で画面共有などを駆使して教え合う半学半教の姿もみられます。
先日は学生の1人がグラフ計算機(Desmos)を使ってほかの学生に数学を教えていました!
また、ヘルプ(手を挙げる)機能も便利です。
教員に質問したい時にスムーズに質問ができるようになり、とっても便利になりました。
学習管理にNotionを導入
学習管理ツールとして、Notionを導入しました。
・何をいつまでにどれだけやるか
・日々の目標設定
・進捗管理
・その日の振り返り
以上の項目を学生が毎日記入していくことで、何ができるようになったのか・または何でつまづいているかを本人も客観的に振り返ることができ、教員も把握しやすくなります。
Notionはデータベース化しやすい、見やすいツールなのでとっても使い勝手が良いです。
今だからこそ出来る授業を
午後のPDL(特別授業)では、2つのことを意識して授業を設計しています。
①オンラインだからこそできる授業をやろう
②リアルに会えない今だからこそ、人とのつながりを感じられるようにしよう
必ずしもオフラインと同じ内容をオンライン上で再現することに拘らず、いかに学生が成長できる環境をつくるかということを意識しています。
午後は全員で一緒に受ける授業がほとんどですが、全体に向けて教員が喋る際も、チャット機能を利用して学生の反応を拾ったり、少人数でのワークを増やすなどの工夫をしています。
特別講師による授業では、京大卒芸人の九月さんによる「笑いの創作体験」というテーマで4日にわたる連続授業を行いました!
・どういう時に笑いが生まれるのか
・おもしろいとは何なのか
など笑いの概念から、モノ日本語の文法など盛りだくさんの内容を随所に笑いを盛り込みながらお話いただきました。
学生たちはすっかり九月さんの世界に引き込まれていました。
今週も、オンラインだからこそできる授業、つながりを感じられる授業を予定しています。
また授業のフィードバックを学生から集めることによって、授業の質を高め、より楽しく快適なオンライン環境を整えられるよう日々試行錯誤しています。
大人だってストレスがたまるオンラインの環境。
学生も教員も、快適に取り組めるように一緒に学びの場を創り上げる意識を大切にしています。
対面で学生に会える日が待ち遠しいですが、今はこの環境で出来ることをやっていこうと思います!