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今こそ、子ども達に物語を書くことを勧めたい
※この記事は2020/04/20の投稿の再掲載です。
💡オンライン授業や在宅学習で少し疲れてしまったあなたに、Loohcs高等学院の考える「今できること」をご紹介します。
”家にいるのは飽きた”
”勉強する気が起こらない”
”何をすれば良いのか分からない”
そんな小中高校生におすすめしたいこと。
それは物語を書くことです。
でも、物語を書く前には少し練習が必要です。
それは物語や他のジャンルでも良いので文章に触れることです。
まずは読むことです。
なぜ読むことが大切なのかというと、学ぶことの基本は文章を読むことだからです。
12世紀のフランスの哲学者ベルナルドゥスは、今生きている人のことを「巨人の肩の上に立つ小人」であると表現しました。
巨人とは、過去の先人たちのことです。
小人とは、今生きている人。
つまり私たちのことを指します。
私たちは、先人の積み重ねた発見や知恵があるからこそ、昔よりも多くのことを、より遠くのものを見ることができるのだという意味です。
新たな視点や考えを生み出していくためにはまず、この先人の知恵を引き継ぐことが必要です。
その伝達方法がなにかというと、文字なのです。言葉なのです。
先人たちの残した知恵を自分のものとして吸収していくために(言い換えると、勉強ですね)
簡単にいうと、文字を読めば良いし、文字を書けば良いわけです。
世界という書物を読み解き、その世界をより豊かにするために書くのです。
まずは読むことが大切です。
しかし、読むことはインプットなのでそこで終わってしまってはもったいないです。書くことでアウトプットをします。
そしてこのアウトプットの方法としてオススメしたいのが、物語を書くことです。
物語を書くことが難しければ、日記から始めても構いません。
しかし日記に比べて物語は想像力が必要されるので、それがさらに創造性にもつながるのです。
言語を扱うことが出来るようになれば、色々な事を学びやすくなります。
更に、物語を書くメリットは、モチベーションが上がることです。
人間は、アウトプットすること(発散すること)、他者との関わりでモチベーションが上がります。
物語を書くことのメリットを整理するとこの3点です。
✓学び取る力が強くなる
✓創造性が向上する
✓モチベーションが上がる
だから、「勉強しなさい」なんて言わなくても良いのです。
「この本読んでみたら?」
「自分でこういう物語書いてみよう」
(詩でも、日記でも)
こんな感じが理想です。
1人でもできるし、主体的に他人と共有したくなります。
ドラマを見たら、次の日話したくなりますよね?そういう感覚で良いのです。