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そもそも総合型選抜って?
近年の大学入試では、一般入試以外の試験方法で選抜される、いわゆるその他入試の入学者が著しく増えています。その他入試にはいくつか種類がありますが、代表的なのが、「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」です。みなさんは、この総合型選抜と学校推薦型選抜とは、どのような入試か、この2つの違いは何かご存じですか?今回は、総合型選抜と学校推薦型選抜とは、なんぞや!?というのをご理解いただければと思います!
総合型選抜と学校推薦型選抜の違い
まずは、総合型選抜と学校推薦型選抜の2つの違いをご説明します。絶対的な違いは、出願に際し、学校長の推薦状が必要か否かということです。学校推薦型選抜は、必ず学校長の推薦状を必要とします。総合型選抜は、必要としません。つまり、学校側に推薦状を書いてもらえなかった場合、学校推薦型選抜では出願を断念する必要があります。一方で、総合型選抜は、推薦状を必要としないため、出願資格さえ満たしていれば出願が可能です。
出願資格
つぎに、総合型選抜について詳しくご説明します。総合型選抜は、旧名称が「AO入試」で、出願資格さえ満たせば、だれにでも平等に受験の機会が設けられています。出願資格として一般的なものが以下です。
・高校を卒業・卒業見込みであること(海外の高校や高卒認定試験も含まれるのが一般的です)。
・外国語能力試験で特定のスコアを満たしていること(英検、TOEIC、その他英語試験やその他外国語試験)。
・調査書の評定が一定の基準を満たしていること(学校によって異なりますが、3.5~4.0、レベルの高い試験だと4.5くらい求められることもあります)。
・コンクールや大会の入賞歴(特にスポーツ系の学部では設けられることがあります)。
大学によって異なるので、早めに確認されることをお勧めします。大学によっては、6月ごろに開催される事前講義の出席を求めることもあるので、「早めに調べておけばよかった、、、」となるのも珍しくありません。
試験科目
では、試験科目はどうなのでしょうか?以下が一般的なものです。
小論文
適性検査(一般入試と近い知識問題や、美術系だと実技が求められることもあります)
プレゼンテーション
面接(グループで行われる場合と個人で行われる場合があります)
グループディスカッション
事前課題やレポート
これも大学によって異なるので、早めにご確認ください!また、総合型選抜で調べておく必要があるのは、併願できるか否か、です。大学によっては、合格後必ず入学する必要があります。したがって、そのような大学を2校以上併願することはできません。しかし、併願可能な総合型選抜の試験であれば、併願できますし、場合によっては学校推薦型選抜との併願も可能です。
いかがだったでしょうか?大学、試験によってまったくあり方が異なるので、公式ホームページやパンフレットを確認してみてくださいね。また、この動画もよければご参照ください。