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受験体験記【南山大学外国語学部】

 みなさんこんにちは、きのしたです!まだまだ寒さの厳しい日々が続くなか、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私は、寒い日に温かいカフェラテを飲んで温まるのにハマっています、、、
 
 さて、今回はみなさんの受験対策になにかお役に立てればという思いで、私の総合型入試の受験体験記を綴ることにしました!あくまで個人の事例ですが、どのように総合型選抜の対策を行うのか、活用いただけると幸いです。


試験概要

 私が出願した大学・学部は、南山大学外国語学部アジア学科でした。試験科目は、以下の通りでそれぞれどのような対策をしたのか順にご説明いたします。

  • 書類(志望理由書・自己推薦書)

  • 小論文

  • 面接

書類

 書類審査では、志望理由書と自己推薦書の2種類の書類の提出を求められました。それぞれ、研究機関としての大学で自分には研究する素地があるということを伝わるように書きました。
 具体的には、自分が強い興味関心・問題意識を持っていること外国語運用能力があること、将来興味関心に基づいて社会に対して働きかけるためのビジョンと志があることを示しました。特に、外国語に関し、英語と中国語の資格試験のスコアとスピーチコンテストの受賞歴は高く評価してもらえたように感じます。
 Loohcs志塾に通って下さった生徒さんを見ていても、自分の就きたい職業や学びたいことだけでなく、どういった社会を目指すのか、そのために自分はどういった立場で働きかけたいのかという志を綴った生徒さんが多く合格されています

小論文

 小論文は、アジアに関する専門知識を求める設問(数問)と文章の要約を求める設問(1問)、そして意見を求める設問(1問)で構成されていました。専門知識に関しては、概説書新書を読み漁り、さらには、新聞のスクラップをしていました。文章を書く設問に関しては、近隣領域(e.g., 政治学、法学、国際関係論)のとにかく様々な大学の過去問を解き、その都度学校の論考好きな先生に添削を求めました。
 小論文は、文章力はさることながら論証力をとくにみられています。何回も問題を解き、自分の主張が客観的に見て論理的と言えるのか自分の主張を裏付ける知識があるのか読みなおし書き直しをする必要があります。自分だけでそれを行うには限界があるので、適宜いろいろな人(論理的に考えることが得意な友人や先生でもよいと思います)に添削を求めるのが重要です!

「朝日新聞」のスクラップ

面接

 案外侮れないのが、面接です。私は、面接で政治・社会問題に関する個人的な意見を求められるのがわかっていたので、最新のニュースを逃さずキャッチし、それについて友人と議論していました。そして、予想される質問を考え、それに対する答えを考えていました。
 重要なのは、単に答えを用意して暗記するのではなく、柔軟に対応できるようにキーワードでまとめておくことです!たとえば、志望理由を用意する際、丸暗記してしまうと、「志望理由を含めて自己紹介をしてください」という質問で問われたとき答えられなくなってしまうのではないでしょうか?  
 キーワードとして要点をまとまておけば、質問に合わせて柔軟に答えることができます!また、学校の先生に面接試験対策に付き合ってもらい、1か月前から昼休みと放課後に面接対策をお願いしました。
 面接対策は、何回も繰り返し、FBをもらうこと、聞かれる質問を予測し、自分なりに答えを用意することが大前提必要になります。自分の意見を持つために熟考することとそれを語る機会を確保することがくわえて重要なのではないかと思います。

まとめ

 いかがだったでしょうか?いろいろなことを書かせていただきましたが、まずは、大学がなぜ総合型選抜をしているのか、どのような学生を求めているのか考えることではないかと思います。それを理解するためには、大学のホームページやパンフレットが有用です!
 どんな生徒を求めているのかが書かれている「アドミッション・ポリシー」や「学部長の言葉」、「教員自己紹介」などにキーワードが隠れているはずです。なぜなら、そこには求めている学生像が含まれており、それを理解することで逆算的に志望理由を考えることができるからです。
 公開されている情報をすみずみチェックしてみてくださいね!

おまけ

国際系学部おすすめ文献
「ニューズウィーク日本版 Newsweek」(週刊誌)
池上彰「そうだったのか!現代史」集英社文庫、2007.
池上彰「そうだったのか!現代史パート2」集英社文庫、2008.

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