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合格発表の前に知っておきたい、合否よりも大切なこと



本記事は、吉祥寺・下北沢・自由が丘の代表講師をしている、駒津慧さんからの寄稿記事です。

もうすぐ総合型選抜の合格発表:心の準備、できていますか?

そろそろ総合型選抜の合格発表の時期ですね。結果が出るのが早すぎて、教授たちがしっかり見ているのか怪しいと思うこともあるかもしれませんが、それでも結果は結果です。受かる人は受かり、不合格になる人は不合格になります。それが現実です。

皆さん、心の準備はできていますか?
今日はその「心の準備」とは何かについて話しましょう。一言で言うなら、「合格してもしなくても、私は幸せだ」 という風に思ってほしいのです。
そんな風に思えるような、不合格だったとしても楽しめる人生プランを用意しておきましょう。不合格だったら「切り替えてこんな感じで人生を楽しむぞ!」とか「これを本気で頑張るぞ!」って、無理かもしれませんが本気で考えてみてください。

以前投稿した記事を覚えていますか?「自分の目的は常に100%達成されている。」 これは、人は自分が本当に望んでいることを必ず達成できるくらい強い意志の力を持っているという考えです。
この理論に基づけば、もし総合型選抜の結果が不合格になったとしても、もしかしたらその人の心の底や潜在意識では不合格を望んでいた、ということになるかもしれません。

もちろん、表面上では誰も不合格を望んでいるわけではありません。
しかし、私がこれまで講師として感じたことの一つは、「あの時不合格になれて良かった」 と言ってくれる元受験生がとても多いという事実です。
不合格という挫折を早めに経験し、その後自分と向き合い、見返すために全力で頑張った結果、合格した人よりも人生を充実させようと努力している人が多い印象があります。

この話を聞いて、「不合格だった時の慰めか?」 と思う人もいるかもしれませんが、事実なんです。私からすると、合格か不合格かなんて、正直どうでもいいんです。 これまで10年間、受験に携わってきて、合否が人の価値を決めるものではないと心の底から知っているからです。

潜在意識で何を望んでいるのか?

皆さんは、自分の潜在意識の中で何を望んでいるのでしょうか?合格を望んでいるのか、不合格を望んでいるのか、せっかくの機会なので自分自身と向き合って考えてみてください。自分の心の奥底で、本当はどう思っているのか。それを見つめる時間が、この世で一番価値のある時間です。
他の誰かではなく、あなたの価値を決められるのは、あなた自身です。 表面的な合否に囚われないでください。外側ばかり気にせず、内側にも目を向けて、自分がどう感じているか、自分が納得できる自分を目指してください。

最後に

何より、私は皆さんは一人ひとりの価値が高すぎると考えています。
「大学に合格した!認められた!」 とかは全然大事じゃない。合格は当たり前のことです。そして、不合格になった場合は、「ハードモードを選んだだけか^^ナイス^^」 という感じでまた頑張ればいいだけです。
どんな結果でも、皆さんと一緒に現実に向き合って、その人生を存分に楽しんでほしい。それだけです。
総合型選抜の結果を楽しみに待っていますが、何があっても、私たちは常に皆さんと共にいます。もし不合格であっても、そこからが本当のスタートです。共に成長し、共に歩んでいきましょう。結果を楽しみに待っています。
自分自身を信じ、自分の人生を楽しむ準備をしてください。それが、合格にも不合格にも左右されない、真の成功への道です。

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