人気の指輪 誕生石「ベビーリング」
赤ちゃん誕生の記念グッズとして人気の指輪「ベビーリング」には、どんな意味が込められているのでしょうか?
近年、誕生石のベビーリングが定番ですが、意外とその意味を知らない方も多いでしょう。しかし購入前に、意味を理解しておくと、より慎重に選べるようになります。指輪は高価なものだからこそ、選び方には気をつけたいものですね。
そこで今回はベビーリングの意味や使い方、選び方のポイント、誕生石以外の素材を使った人気の指輪をまとめてご紹介します。
これから指輪の購入を考えている方、ご自身に合うものを知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ベビーリングとは
ベビーリングとは、赤ちゃんが誕生した際に贈る指輪のことを指します。誕生石入りやメッセージを刻めるタイプが人気です。
赤ちゃんに贈るファーストジュエリーのベビーリング。そこには、どんな意味があるのかご存知でしょうか?
ここからは、ベビーリングの意味や由来、使い方についてお伝えします。
ベビーリングの意味と由来
ベビーリングには、主に二つの意味があります。
ひとつの意味は「食べ物に困らないように」です。そして「幸せになるように」という意味も込められています。
特別な意味があるベビーリングの由来は、ヨーロッパ発祥の「銀のスプーン」にあります。16世紀のヨーロッパには「銀のスプーンを持って生まれた赤ちゃんは幸福になる」という言い伝えがありました。
当時、銀などの金属は大変高価だったため、銀のスプーンを使う家庭は食べ物に困らないとされていたのです。さらに19世紀半ばに入ると、上流階級の間では、赤ちゃん誕生時に銀のスプーンを贈る習慣が根づきました。
また、銀には魔除けの意味もあります。毒にも反応するため、当時の貴族たちは銀の食器を好んで使用していたそうです。これらのことから、銀はお守りとしての意味も果たしていたと言えます。
そして、特別な意味を持つ銀のスプーンは、時代とともに「ベビーリング」へと形を変えていきました。もちろん、赤ちゃんの幸せを願う両親の想いは同じです。ベビーリングの意味を知ると、より一層かけがえのない大切なものだと感じますね。
次は、そんな特別な意味が込められたベビーリングの使い方についてご説明します。
ベビーリングの使い方
ベビーリングの使い方に決まりはありません。ただ、後悔しない選び方をするには、事前に用途を考えておくことをオススメします。
一般的に人気の使い方は、赤ちゃんが生まれた記念に写真を撮る方法です。赤ちゃんの指に指輪をはめたり、ベビーリングを添えておしゃれな演出をしたりと、使い方はさまざまです。
しかし、この使い方は注意しなければなりません。赤ちゃんが誤って飲んでしまう恐れがあるからです。赤ちゃんの指にはめるのは撮影時にして、常に目を離さないように十分気を付けましょう。
ダイヤモンドリングをネックレスにリフォームして身に着けるのも、お母さんに人気の使い方です。最近のベビーリングには、チェーンが付属されているものもあります。
また、赤ちゃんが成長するまで保管して、20歳になったときのお祝いにする使い方も人気です。保管している間も時々見返して、赤ちゃんが生まれてきたこの上ない喜びを感じるという使い方もいいでしょう。
それぞれの愛の形が詰まったベビーリング、使い方だって人それぞれです。ご自身の心がワクワクするような使い方を探してみてくださいね。
ベビーリングの選び方
オススメのベビーリングの選び方は3つあります。
選び方1.「素材」から選ぶ
一生に一度の大切な指輪ですから、ジュエリーの素材にこだわるのは重要です。ベビーリングが持つ意味も考えると、銀や金、プラチナ素材のものを選ぶといいでしょう。
指輪に使う石には、定番の誕生石があります。誕生石を選ぶときは、オプション料金がかかるケースがあるので、事前に確認しましょう。
また、将来プレゼントを考えているなら、ダイヤモンドなどの耐久性のある宝石をあしらったリング がオススメです。誕生石タイプより費用はかさみますが、その値段以上の価値があります。
選び方2.「デザイン」から選ぶ
お母さんが身に着ける際は、デザインにもこだわるといいでしょう。既存のデザインから選ぶ指輪もありますが、カスタマイズできるジュエリーなら色や形の組み合わせが自由自在です。
デザインの選び方で迷ったときは、そのジュエリーを身に着けているご自身の姿をイメージすると選びやすくなりますよ。
普段使いするならシンプルなものを、特別なときだけ身に着けるなら華やかなデザインがいいでしょう。
選び方3.「使うシーン」から選ぶ
「どのようなシーンでジュエリーを使いたいか」を考えるのも、選び方のひとつのポイントです。
赤ちゃんとともに記念撮影
お母さんが普段使いする
成長した子供に贈る
お揃いにする
記念撮影をしたいときは、赤ちゃんの指のサイズに合わせて指輪を作る必要があります。お母さんが身に着けるジュエリーであれば、ペンダントとして使えるチェーン付きのものが最適。
また、将来子供が大きくなってからプレゼントするなら、誕生石入りのものなど、喜ばれそうなものを選びたいものですね。デザインはもちろん、長い間保管できる素材かどうかも、選び方の大切な基準です。
ベビーリングは本来、赤ちゃん用の指輪です。しかし最近では、赤ちゃんとお揃いのデザインで、指輪を作るお母さんもいます。その場合は、お母さんと赤ちゃんの誕生石をそれぞれ使うといいでしょう。
人気の選び方を参考にして、ぜひご自身の希望に合ったものを見つけてくださいね。
ユニークなベビーリング
最近では、誕生石をあしらったベビーリングが主流です。ここからは、一風変わったジュエリーを3つご紹介します。ユニークなタイプがお好きな方におすすめです!
赤ちゃんの名前が入れられるベビーリング
誕生石タイプ以外で人気なのは、赤ちゃんの名前が入れられるベビーリングです。イニシャルや誕生日、出生時間、体重などを入れる方もいます。メーカーによるもののリングの外側、内側のどちらかに刻印可能です。
成長する度に色を変えるベビーリング
赤ちゃんの成長に合わせて、さまざまな色を楽しみたい方にはカラーチェンジできるベビーリングがいいでしょう。それぞれの色には違う意味があるので、赤ちゃんのイメージで決めるのも楽しい選び方ですね。
また、メーカーによっては、ペンダントジュエリーやクリップに加工ができます。
色を変えられる指輪の費用は、2万円前後が相場です。ただし、チェーンや加工のオプションなどは別途費用がかかる場合もあります。
髪の毛から作るダイヤモンドをあしらったベビーリング
人気が高まっているベビーリングと言えば、赤ちゃんの髪の毛や胎毛から作るダイヤモンドを使った指輪です。髪の毛だけでなく、遺骨や遺灰にはダイヤモンドの成分である炭素が含まれているので、その炭素を抽出してダイヤモンドを作製します。「メモリアルダイヤモンド」や「遺骨ダイヤモンド」と呼ばれています。遺骨ダイヤモンドと言っても、その輝きは天然のダイヤモンドそのものです。
赤ちゃんの髪の毛から作るメモリアルダイヤモンドジュエリー、なんだか特別な響きがしませんか?
大量に生産されているジュエリーと違って、赤ちゃんの髪の毛入りのベビーリングは世界でたったひとつしかありません。
お母さんとお父さんの想いが入ったダイヤモンドの輝きは、きっと天然のダイヤモンド以上でしょう。
気になる遺骨ダイヤモンドの費用に関しては、天然のダイヤに比べて安価で経済的です。LONITÉのダイヤモンドジュエリーであれば、ご希望の費用内で自由にカスタマイズができます。
まとめ
この記事では、ベビーリングが持つ意味や選び方のコツ、人気を集めているユニークな指輪をご紹介しました。
赤ちゃんが幸せになるように、食べ物に恵まれるように、といった意味があるベビーリング。選び方のコツには、素材やデザインから決めたり、用途に合わせたりする方法があります。指輪の使い方もさまざまです。どんな使い方であっても、ベビーリングはご家族にとって記憶に刻まれる大切なものになることでしょう。