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沿線徒歩旅について(2025年3月)

私が人生を賭けて(大袈裟😅)進めているJR沿線徒歩旅。
歩き始めてから現在(2025年3月)までの状況をまとめてみました。
沿線徒歩旅に対する熱い思い?をご覧ください!


沿線徒歩旅とは?

沿線徒歩旅のWebサイト。
関東地方の目次です。

JR在来線の駅を歩いて繋ぐ旅です。
2008年の5月から始め、2025年現在18年目に突入です。
全国津々浦々、JR在来線のあるところを歩いています。

沿線旅のルール

沿線旅の自分ルールは下記の通りです。
これ以外に気付いていない隠れルールがある気もする。。。。😅

  • 隣接する駅から駅を歩くこと。

  • 駅の改札に入る必要はない。

  • 歩く向きはどちらでも良い。

  • 1日の歩きは駅で終わる必要はない。

  • 1回の歩きで複数の路線を歩くことも可。例えば路線Aのa駅から歩き始めて路線Bのc駅に寄り、路線Aのb駅を通って路線Bのd駅まで歩いた場合、路線Aのa駅からb駅間、路線Bのc駅からd駅間をクリアしたことになる。

  • 新駅が出来た場合、すでに歩いた区間に出来た場合は歩く必要はないが、歩くことを推奨する(ここはこれで良いのか悩んでます。。。)。

  • 歩く路線は鉄道事業法に基づく鉄道事業の範疇に定義された路線とする。例えばBRTで鉄道事業の範疇から外れた区間(例:旧気仙沼線柳津−気仙沼間)は対象外とする。

  • 歩けない区間(例:鶴見線新芝浦−海芝浦間、関西空港線りんくうタウン−関西空港間)は対象外とする。

始めるきっかけ

なぜ始めようと思ったのか?
というと。。。。何だっけ?(笑)
ダイエットしようと思ったのか運動不足の解消か。

ただ駅から駅を歩いてみようと思ったのは始める何年か前だった覚えはあります。
それから仕事が忙しいとかデジカメ📸を買わなければいけないとか。
いろいろ出来ない理由をつけてようやく始めたというところです。
今から考えるともっと早く始めていれば。とちょっと後悔。

目標はどこ?

目標はもちろんJR在来線全線踏破です。
北は北海道から南は九州鹿児島県まで。
全在来線の全駅を歩いて繋ぐことを目標にしています。

これまでの経緯

沿線徒歩旅を始めてからこれまでの経緯を以下に書きます。

1 開始当初

沿線徒歩旅は2018年の5月。
中央本線の名古屋駅から始まります。

☝️初日の沿線旅日記はこちら

この日は15時から歩き始めています。
まあ、気合入ってません(笑)
そもそも最初は全国制覇など考えてなく、とりあえず歩いてみようかな。
くらいの気持ちでした。
服装もGパンにTシャツ。普通の格好です😌
日焼け止めもせず。腕が焼けたのを覚えています。

少しずつ先を歩くうちに、どんどん進みたくなる気持ちが芽生えてきて、都合をつけて休みの度に沿線旅に出かけるようになります。

しかしこの時はその後に訪れる悲劇には気付いていませんでした。。。。

以下、今日までを前期、中期、後期の3分割してお話しします。

2 沿線旅前期(2008年〜2013年)

初期は近場から歩き始めました。
まずは中央本線を長野へ向かって歩き、ちょっと篠ノ井線へ入ってから東京に向かいました。
今では考えられませんが家から200kmちょっとしか離れていない長野県の松本市辺りを歩くのに、車移動ではなく列車で移動したり。今では1000kmを超える青森県や大分県までも車で移動しています💦
中央本線を東京まで歩くと、その後は東海道本線を西へ向かって歩きます。
この頃は列車移動での泊まり旅もありましたが、車での日帰り旅がほとんどでした。

沿線旅39日目。2009年の3月9日。前述の悲劇が訪れます。
山陽本線の岡山県を歩いていたところ膝の故障が発生。
歩くのが困難になります。生まれて初めてと言って良いくらいの膝の痛み。
何かにつかまらないと階段を登ることができませんでした。
多分長距離歩きあるあるだと思いますが、調子に乗って歩くうちに知らず知らず無理をしてしまい故障をする。
この頃は装備もそこそこに本当に調子に乗って、1日の歩行距離を延ばしていました。

この故障で1ヶ月程歩くのを控えます。

この故障を機会に歩く装備を検討。
ストックを装備に追加します。
スポーツタイツ(CW−X)を履くことにしたのもこの頃だと思います(履き初めの記録が見当たらないが多分。。。。)。

さらに沿線旅50日目。草津線を歩いた2009年9月。
今度は腰を痛めます。
この日は1日で草津線を完歩できると頑張ったのがいけませんでした。

診断は椎間板ヘルニア。
もともと腰は悪かったのですが、仕事も休まねばならないほどの状況に陥ります。確か1週間くらいは家で寝るだけの生活に。
今度は沿線旅復帰に2ヶ月かかりました。
(それでも復帰できて良かった😌)

その他にも足のマメで苦しみます。
これは結局、足の指をテーピングで固めることで対応しましたが、そこに至るまでは相当苦しみました。

そんなこんなでこの時期の特に初期は、故障などに苦しんだ時期でした。

さてこの期間は比較的近いところ、車で日帰りできる中部、北陸、関西地方を主に歩いています。

九州地方は鹿児島本線の博多近辺を歩いたくらい。
四国地方は松山近辺。
そうそうこの予讃線歩きでは最初で最後、夜行バス移動も経験しています。
水曜どうでしょうのサイコロの旅ではありませんが、夜行バスの移動はもういいです。。。😅

北海道は札幌近辺と廃止間近の江差線を歩いています。
これ以降北海道は廃線、廃駅になる前に急いで歩きに行くパターンが増えます。

なおこの頃はまだ東北地方には足を踏み入れていません。

《この時期の完歩路線(完歩順)》
 篠ノ井線、中央本線、内子線、草津線、参宮線、七尾線、
 小浜線、奈良線、関西本線、桜井線、可部線、北陸本線、
 城端線、氷見線、御殿場線、片町線、JR東西線、小海線、
 桜島線、大阪環状線、越美北線、宇野線、本四備讃線、
 身延線、高山本線、吾妻線、湖西線、江差線、太多線、
 大糸線

3 沿線旅中期(2014年〜2019年)

2014年は関東地方を歩くことが増えました。
また北海道や九州へも年に数回、長期休暇を利用して行くようになります。

その中でも2015年の6月に歩いた石北本線は思い出深いものになりました。
そう、北見峠越えです。
この区間、上白滝駅から上川駅は駅間距離が34kmと長く、実際に歩いた距離は38kmと、当時歩いた中で最長駅間距離の区間でした。

2016年には九州の唐津と博多で熊本地震を経験。
生まれて初めての揺れを経験しました。

また東日本大震災で被害を受けた仙石線や東北本線を歩いたのも同じ年でした。

全国にはいろいろなところに災害の爪痕が残っていて、水害の際の水位表示は至る所にあります。
その一つ、肥薩線を歩いたのは2015年でした。
ご存知のようにその後再び洪水が起こり、肥薩線は大部分が未だ不通となっています。

この時期になると基本的に身体のトラブルも減り、足のマメに悩まされることもなくなります。
徒歩距離も30kmを超える日が多くなってきました。

そしてこの時期の後半になると、中国地方、北海道、四国と遠い場所を歩く比率が多くなりました。

《この時期の完歩路線(完歩順)》
 伊東線、相模線、鳴門線、八高線、加古川線、千歳線、
 横浜線、吉都線、根岸線、赤穂線、和歌山線、阪和線、
 五日市線、青梅線、横須賀線、南武線、鶴見線、唐津線、
 筑肥線、博多南線、赤羽線、川越線、両毛線、三江線、
 日光線、水戸線、後藤寺線、筑豊本線、留萌本線、
 宇部線、小野田線、大村線、佐世保線、久留里線、
 三角線、肥薩線、鹿島線、烏山線、因美線、左沢線、
 富良野線、吉備線、成田線、武蔵野線、境線、
 篠栗線、香椎線、長崎本線、外房線、予讃線、
 高徳線、内房線、仙石線、石巻線、白新線、
 石北本線、岩徳線、陸羽東線、日南線

4 沿線旅後期(2020年〜現在)

この時期の最大のトピックはもちろんコロナ禍😱
2020年はかろうじて秋に、不通だったため奇跡的に近場で残っていた名松線を歩くことができましたが、2021年は長距離の移動が必要なJR線は全く歩けませんでした(代わりに2021年は近場の私鉄を13日間ほど歩きました)。

JRの沿線旅は、2022年5月になってようやく四国の徳島線から再開となります。
同年11月には足掛け14年に渡った山陽本線を完歩。
2023年7月には北端の宗谷本線を完歩と、ここまで少しずつ歩いてきた路線の収穫期に入ってきます。

2023年12月には指宿枕崎線を完歩。
2024年に久大本線と豊肥本線を完歩すると、九州は残り日豊本線だけとなり、九州完歩が見えてきました。
四国も残り2日間程度の距離を残すのみとなっています。

逆に残っているのが東北地方。
未だかなりの距離があり、2025年と2026年は他に残る北海道と共に集中的に歩くこととなる予定です。

そうそう、2024年はいくつか難関区間を歩きました。

まずは飯田線。
ようやくというべきか、水窪駅から大嵐駅の大津峠越えに着手。
熊の巣と言われるこの地域。実際に熊の気配はありませんでしたが結構ドキドキしながら歩き、さらに小和田駅、中井侍駅と北へ歩行済区間を延ばしています。

また奥羽本線の峠駅も訪問。
タイミング悪く米沢側は冬期通行止めで歩けませんでしたが、福島側を歩きました。

そして最難関の一つ、石勝線の占冠駅−新夕張駅間54kmを1日でクリアしています。

《この時期の完歩路線(完歩順)》
 名松線、徳島線、姫新線、伯備線、信越本線、弥彦線、
 福知山線、山陽本線、鹿児島本線、呉線、東金線、
 総武本線、日高本線、宗谷本線、日田彦山線、美祢線、
 木次線、芸備線、指宿枕崎線、紀勢本線、高崎線、山手線、
 播但線、久大本線、豊肥本線、津軽線、水郡線、予土線

今後の見通しは?

2024年が終わった段階で、全在来線の距離ベースで80%が終わっています。
まだ難関区間も残っていますが、このペースで進めばあと2年程度で全線完歩が見込まれます。

完歩した際はどんな景色が見えるのでしょうか。今からワクワクしています🤗

その後は新幹線、そして私鉄も歩いていきたいと考えています。
(新幹線は在来線歩きでそのかなりの距離を同時に歩いていると考えていますので、そんなに距離は無いと思いますが、北陸新幹線や東北新幹線、九州新幹線はちょっと不気味😅。私鉄はすでに主に近場の何社かを歩き始めてはいます)

ここまで読んで頂いた皆さんへ

いかがでしたでしょうか。

始めた当初は、まさかここまで続くとは考えていませんでしたが、現在では全国制覇できるところまで近づいています。
ただのサラリーマンが仕事をしながら、ここまで来ることができました(今は退職してますが)。

皆さんもぜひ近所の駅間を歩いてみては如何でしょうか?
思いがけず新発見があるかもしれません。
そして気付いたらハマってしまって私のお仲間になってるかも?😁

長文となりましたがお読みいただきありがとうございました。
今後も応援のほどよろしくお願いします😊



下記ブログにも沿線旅日記を記載しています。どうぞご覧ください。



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