1流の凄さは自分のレベルを上げないと分からない
皆さんこんにちは。
都内でパーソナルトレーナーをしている藤原諒太です。
今回は「1流の凄さは自分のレベルを上げないと分からない」というテーマでお話ししていきたいと思います。
レベル上げの必要性について
皆さんは「この人この分野すごい」みたいな人に出会ったことはあるでしょうか。
私はパーソナルトレーナーの専門学校に通ういながらトレーナー活動をしているのですが、まさに学校の先生が「この人この分野すごい」と思える人です。
筋トレの知識だけでなく、お客さんへの気遣いやジム経営についての考え方などが「こんなとこまで考えてるの!?」と思わされるほど優れています。
もし私が警察官を辞めてすぐに転職してパーソナルトレーナーになっていたらその凄さに気づくことが出来なかったと思います。
専門学校に通って自分のレベル上げに時間をかけたからこそ見えてくることがありました。
例えば、プロ野球の選手が身近にいたとしても野球を知らない一般人からしたら具体的にその選手のどこが凄いのかは分からないと思います。
また、自分が学び始めた好きな分野でも研究者がいきなり専門用語ばかりで説明してきたら訳がわからないと思います。
自分が1流になるために勢いで1流の世界に飛び込もうとするのも良いですが、自分のレベルが低い状態だったらその環境にいるだけになってしまいます。
まずは自分のレベルを上げる努力をして1流の凄さが分かるとこまで成長出来るようにしていきましょう。
1流の環境にいれば自分も1流になったと勘違いする
大手企業のブランド力はとても大きな影響力を持っています。
入社1年目でもそのブランド力を使って仕事が上手くいくと自分の力で成果を上げたから自分も1流の人間なんだと勘違いが生じやすいです。
その勘違いしたままの状態で独立した場合、失敗する可能性は高いです。
例えば、強力な会社という武器を装備していても自分のレベルが100のうち5とかなら装備を外したら一気に弱体化してしまいますよね。
1流の環境にいれば勝手にレベルが上がっていくのではなく、そこで何をするかがレベル上げには重要です。
今の時代、大手企業に就職すれば将来安泰という考えを持っている人は少数派だと思います。
成果に合わせて報酬が得られやすくなった世の中だからこそ会社にいるだけの人材はいづれ淘汰されていく可能性が高いです。
そうならないためにも早い段階から自己投資に時間とお金をかけて1流の凄さを理解できるようにレベルアップさせていきましょう。
1流の凄さが分かったら1流の環境にすぐにでも飛び込んで努力することをオススメします。
コンフォートゾーンを抜け出せ
効率的にレベルを上げていきたいのであればコンフォートゾーンを抜け出すことをオススメします。
コンフォートゾーンとは、個人が安全で快適だと感じる行動や思考の範囲のことを指します。この範囲内ではストレスや不安が少なく、通常の行動や習慣に従って日常を過ごすことができます。
しかし、このゾーンに長く留まると成長や新しい経験が限られてしまう可能性があります。
成長するためには「ラーニングゾーン」にいる必要があります。
ラーニングゾーンとはコンフォートゾーンの外にあるゾーンです。
新しいスキルや知識を習得できる場所で、ここでは適度なストレスや挑戦がありますが、それが成長の原動力となります。
新しい状況に適応したり、問題を解決するために努力するため、学びと成長が加速します。
日本人は「安定」を好むので居心地のいい環境にいつまでもいたいと思うのが普通の考えです。
ただ、居心地のいい環境ではレベルを上げることは難しいです。
成功者は一般人に比べて行動量圧倒的に多いです。
ガチャをたくさん回してハズレくじを引くことの方が多い中成功するまで回し続けているんです。
だから失敗も怖がらないですし、経験の数も桁違いなので何事にも動じずに落ち着いているんです。
「自分はそこまで頑張れない」という人もいるかもしれませんが、いきなり大きなことをする必要はありません。
ハードルが低いところから始めていければいいんです。
ラーニングゾーンの先に「パニックゾーン」があります。
ラーニングゾーンのさらに外側で、不安やストレスが大きすぎて効果的に学習できない状態。
圧倒されることで、ストレスが増し、逆に成長が阻害されることがあります。
うつ病などを発症してしまう人はパニックゾーンでキャパオーバーになってしまっているのかもしれません。
真面目な人ほど追い込み過ぎてしまうので気負わずにこれなら続けられるという分野を見つけて継続することをまずは意識していきましょう。
努力することは楽しい
努力は苦労するものだと考えている人もいると思いますが、私は楽しいことだと思っています。
もちろん努力する過程で面白くないことだったりしんどいと思うこともあります。
でもしんどいと思うタイミングを越えたところでレベルが上がっていることを実感出来るので努力することが楽しくなってくるんです。
しんどいことも含めて努力することは楽しいんです。
警察官時代はパニックゾーンに長くいた影響で仕事以外のことでも自信をなくして無気力になるような時期もありましたが、そこで自分のキャパを理解してここまでなら頑張れるという基準が明確になりました。
今ではラーニングゾーンで努力することを常に心がけています。
20代はとにかくレベルを上げることに徹することがゆとりのある人生を送りたい人にとっては重要なので頑張る期間を決めて出来ることからやっていきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございます。