熱帯林の育種を西表島(いりおもてじま)でやっていたが
すぐ上の学名Shorea roxburghiiは、樹皮に抗糖尿病活性成分があるという論文もあるようだ。
生薬というか。天然に生えている植物の中には、様々な医療に貢献できる薬効を含む樹種があるようで。
熱帯材についてのある本では、消滅したら二度と作り出せない薬効成分をもつ樹木の存在にも言及していた。
何だか、神話のようだが。人間の開発が深山にも及ぶと、何年も閉じ込められていた悪行・悲劇・冒涜・病気etcの”パンドラの匣”をあけてしまうようで。
唯一、対応できるもの(この場合、ある樹木)が消えてゆくかもしれないというストーリーが、コロナ以後、現実味を持ってきた21世紀。
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