見出し画像

木質感と見栄え。

ウッド使用について、近年は種々様々な材料が現れてきている。上・下のLBウッドは、本物の国産材を保存処理。気象劣化で、限りなくグレイに近づいていく。

人工木の展示場。
日本での人工木の実地使用の例
藻やらカビは、無機材料のほうが、却ってつきやすい気はする。
台湾における、人工木の使用例。
木目調に凹凸を付けると、汚れが目立ちやすい。
色の気象劣化での退色は、本物のウッドより少ないと思うが。
しつこい汚れが付着しやすく、高圧洗浄を丁寧にやっておきたい。

全てにおいて、100%の素材はない。LBウッドの耐久性は、ほぼ人工木・ハードウッドと変わらない。
ウッドデッキの初期は、ベイマツの耐久性があると思ってか、ベイマツのウッドデッキ・・・・途中からウェスタン・レッド・シダーが使用された。しかし、耐久性は人工木・ハードウッドには匹敵しなかった。

作り替えをさせてもらったりしてきたが、用途・・例えば不特定多数が頻繁に使う外部通路、ボードウォークなど硬い靴で歩くような場所なら、人工木・ハードウッドのイペ、ウリンなどがいいと思う。
プライベート空間なら、硬い靴で歩くこともないし、天候による激しい表面温度の揺れがない保存処理されたソフトウッドがいいと思うのだが。



いいなと思ったら応援しよう!