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阿寺の七滝に向かう道

愛知県の新城市の奥、阿寺の七滝を久しぶりに見に行こうと、取引先の材木屋さんの土場を見ながら、近道を走った。道はだんだん細くなり、道には杉の小さい枝が落ちていて、時々車の下に入ってしまい、挟まって林道のアスファルトと擦れ、大きな音を立てる。外しては道を上っていったが、道はどんどん狭くなり、ガードレールも段々なくなり、うねった細い道が延々続く。

対向車がなかったのは、助かった。
ついに、広い道に出た!と喜びもつかの間道路の陥没で、通行止め。

私の故郷も近いのだが、近年、故郷の県道が陥没したまま、1年以上そのままの氷漬け。

三遠南信道路(現在は無料)が出来つつあるので、取りあえず次の出口で降りれば、隣町とは行き来はできるのだが。過疎で直しの優先順位は低いのか?


七滝に向かう道での”切り捨て間伐”を見ながら、

森林国と言いつつ、過去には林業で生活した人もいたが今ではよっぽど、伐採・運搬などの車の通行が楽な場所でなければ育種の採算が合わない。国の補助金の恩恵があるからやっていけるのだが。

2,3年前のウッドショックのような事態の時は、国産材が瞬時、注目を浴びたこともあった。

故郷近くの小さな観光場所に向かう道路を運転中、林業への人材の偏在やら、昔と変わった国産木材の美的価値観、産業としての未来は?としばし考えてしまう。







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