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DOT(ホウ酸系保存剤)浸漬槽を真空にした注入釜を出し、常圧(1気圧)に戻して注入を促進

常圧の浸漬槽中でも、木材にDOTは浸漬するけれど、時間が、かかる

小さい浸漬槽での実験後、クルクミン反応で、赤色部にDOTが分布しているのがわかる。現場社員に、木材の生物劣化からのプロテクトとして、なぜこのプロセスをふむのか?目で分かるように見せる

上記は木材の耐久化の方向性の説明のための仮実験で、LBウッドの耐久性の概念、及び意義を社員に知らせるための実験になってた。

実際には、実用に供するためには、生産性を上げなくてはならない、DOTを迅速に多数の木材内に浸潤するためDOTの大きな浸漬槽を手作りで。

FRPでDOTが漏らないように貼っている様子。大工技術の様々な経験も使える浸漬槽作り、作り方、大きさ、材料までは工事社員が考えている。もう16年経つが、特に問題なし

LBウッドを施工する社員が、この加工の意味を知らないというのでは、片手落ち。

実験に加わって、浸漬槽まで作らせれば深い知識になると思った。

ものつくりは、この工程は何のため?という問いを持つことが重要だと思う。


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