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東日本大震災より12年たったのか?

2011年3月12日(大震災は3月11日の午後2時過ぎ)にお打ち合わせで茨城県つくばみらい市に伺う予定だった。

震災の翌日だったが、伺うつもりで早朝でたのだが、お客様から、今日は非常に重要な仕事があるので・・と延期になった。横浜市も大きく揺れたが、大きな被害がなかったので、各地の事情が飲み込めなかった。裏道で、約束の時間に後れないよう、倍の時間をみて伺おうとした。

上の写真も震災後2ヶ月、ご自宅のウッドデッキを作らせて頂いた。
2018年(震災後7年)今度は、農産物の食品倉庫を作らせて頂いた。
周りを囲う前の構造の柱立て。
農産物の倉庫。

最初の、震災後2ヶ月でのご自宅の工事の時は、古くからあった、食品倉庫の蔵がだいぶ壊れていたものだ。

ご自宅は大きな被害はないようで、レベルで確認しても、家の傾斜もなかったが、代々引き継がれてきた蔵は部分は、傾斜がついてしまっていた。

レベルではかると、その構造の被災状況がはっきりとわかった。

東日本大震災というと、当時同時進行で3件動いていた現場を思い出してしまう。
デッキは、家と共振するが、軽いので、家への影響は小さいと気づく。

そんな、思い出と実際、強い力で動かされた時の被害と、その原因の関係をよく考えることの出来た現場だった。

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