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Movement Fundamentals

MOFトレーニングを受けてみて
トレーナーやS&C(ストレングス&コンディショニング)をしている方は、「Movement Fundamentals」(以下、MOF)という名前を聞いたことがあるかもしれません。このコースは、ムーブメントをより安全に、よりパワフルに行うことを目的として、全10回にわたって実施されます。


受講のきっかけ
私自身、このコースには1~2年前から興味がありましたが、日程や居住地の関係で受講できませんでした。しかし、今回関東での仕事が決まり、運良く自チームのオフと開催日が重なったため、MOF東京30期を受講することができました。


実際の内容
多少高額な受講料ではありましたが、これまでの経験と照らし合わせて学びたいという強い気持ちがあり、すぐに応募しました。

事前にバイオメカニクス的な観点から動作を分析する動画を視聴し、安全に行うための要素を確認しました。これにより、垂直方向、前後、左右への運動をエビデンスベースで理解することができました。新しい知見や初めて読む論文もあり、非常に勉強になりました。


実技講義の感想
理論を学んだ上で実技講義を受けることができました。事前の動画を見ずに受講することも可能ですが、基本的な動作の理解がある方でなければ難しいと感じました。なぜなら、この講義は端的なキューイングで動作の獲得を目指しているため、何が大切かわからないと自分で理解して落とし込むのが難しいからです。

この講義の目的は、多くの回数動作を行い、たくさんのエラーや失敗を経験することです。実際の現場でのコーチングをイメージしているため、動作の説明は最小限に抑えられています。


受講しての気づき
私自身は自分なりに運動の目的を理解していたため、多くの運動を実行できるシステムが良かったです。また、失敗を受け入れ、自分の感じることについて質問できるオープンな雰囲気がとても心地よかったです。

エクササイズに対する新しい視点も得られました。講師の方々は非常に優秀で、彼らの意見を聞くことも非常に興味深かったです。全10回の講義は、前半5回がインプット、後半5回がアウトプットに分かれており、現場での応用方法も学ぶことができました。


多様なバックグラウンド
受講者の中にはプロチームで働く人、大学や実業団、JISSなどで働く方もいらっしゃいました。さまざまなスポーツの指導者と考え方を共有し、新しい視点を得ることができたのもMOFの素晴らしい点です。


総括
講義の内容は毎回進化しているようで、以前に受講した方も新たな発見があったと言っていました。毎回充実した学びがあり、自分の中でさらに理解を深め、新たな疑問や発見があったときに、もう一度受けてみたいと思える講義でした。

MOFに興味を持たれた方は、ぜひ受講を検討してみてください。多くの学びと発見が待っています。
 


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