子供が、学級文庫を借りてきて、泣きそうになったというので、借りて読んでみた。随分以前に評判になっていたので、題名だけは知っていたが、内容は全く知らなかった。 虐待がテーマになっており、単に「面白かった」とは言えないが、読み始めてから最後まで一気に読まされる本だった。 同じ境遇にある子供達に、この本がどのように響くかは分からないが、運良くそのような経験をしなかった私にとっては「声なき声」が自分の周りにも飛び交っているかも知れないと、いや、飛び交っていることを知っていながら目
面白かった。 バベルの塔の話がモチーフになっているが、単純にそれに寄せて読み解くのが勿体無いぐらい色々な視点が盛り込まれいて面白かった。 AIではなく、血肉の通った人間が描いた文章だ。 この作者の本や考え方をもっと知りたいと思った。また、所々に意味ありげな言葉(韻)が散りばめられおり、それらを自分勝手に解析するのも楽しみとして残った。 どこを切り取っても想像が膨らむ文章で単に「これはこういう本だ。これがテーマだ」と意味付けるのはもったいないが、やはり作者が伝えたかったこ
食後に文藝春秋を手にこたつに入る。 2〜3ページ読むと睡魔が襲う。 ページを押さえたまま1時間ばかり眠ってしまう。 夢の中で僕は駆け出しのコックだ。コロッケを揚げるように言われるが経験がない。どうしようか迷っている所に、髪の長い女が大きな声で歌いながら近づいてきた。
今、映画館を出たところです。 面白かった!まぁ、ストーリーとしては想像通りで、変にドラマチックに仕立てられておらず、気持ちの良い映画でした。 この手の映画は当然好き嫌いが分かれると思うので、基本は一人での鑑賞をおすすめします。 いくつか興味が惹かれたポイントを書いてみようと思う。まずは、何と言っても「音」だ。 ほうきの掃く音、木々が揺れる音、地下鉄の居酒屋付近の騒がしい音など日常的な音を意識的に使っているが、それよりも面白かったのは主人公の出す音が大きい!無口な男だが、出す
お洒落なカフェは沢山あるが、WEBで見つけてからここはずっと気になっていた。椅子、机、皿、料理、店構え、どれをとっても自分好み。 でも、不思議だった。そのようなカフェは他にも一杯ある。何かが違うのだ。何か騙されているような感じすらする。そんなことをぼんやり考えながら数ヶ月、時々サイトを覗いていた。 ひとつひとつから感じるよさが、全て一定のトーンになっている。例えて言えば、一匹の大きな猫。肉球や耳、鼻など部分的にみてかわいいと思っていたものが、少し俯瞰してみると、もともとひとつ
蒸し暑い昼下がり、スーパーに酒の肴を買いに行く。悩みに悩んで、鰹のタタキと冷奴。 あつ〜
器用に箸をつかい、チキン南蛮弁当を食べる娘をしばらく眺めていた。たまにはいいじゃないか。私だってたまには手抜きしたい。 「美味しい?」と尋ねると、娘は小さく頷いた。 「おいしいけど、今度またコロッケがたべたい」。 「分かった、いいよ。じゃ、次のお休みの日に作ってあげるね」 「やったー」 コロッケは、別れた旦那の得意料理だ。料理は明らかに私よりも上手で、特にコロッケは感心するほど美味しくて、これだけレシピを教えてもらったのだ。娘の一番好きなおかずが、別れた旦那から教わ
ほか弁屋の時計は、15時20分を指していた。 特選幕の内弁当を注文し、椅子に座って出来上がりを待った。僕の前には、先客がいた。子供連れの髪の長い若い女性だ。しばらくすると、チキン南蛮が呼ばれ、母親であろうその若い女性は会計を済ませて店を出て行った。続いて、特選幕の内が呼ばれたので席を立ち、角にある冷蔵ケースから缶ビールを2本とってレジに向った。 ビールのお供には、特選幕の内が一番合う。卵焼き、シューマイ、煮物、揚げ物、ハンバーグ、ポテトサラダ、ビールに合うものばかりだ。し
ずいぶん春っぽくなってきた。 ぷち登山をかねて、山の上の遊園地に行って来ました。油断していましたが、ここはまだまだ寒かった。そう言えば、夏でも涼しかった思い出が蘇ってきました。 閉園中ですが、中には入れます。 静かな遊園地。 人もほとんどおらず、なかなか雰囲気ありました。 写真の好きな方は、色々なアングルで撮影を楽しめそうです。
今日は残業で、家に着いたのが0時半。職場で夜食は食べたが、家に着くとやっぱり、ほっとしてか、小腹がすく。という訳で、ビールとカップ麺。さっと食べて、風呂入って,寝ます。
少し暖かくなってきたので、軽く七輪で一杯。風が春っぽくなってきた。
金曜の夜、23時過ぎ。 会社から帰ると、缶ビールを開け、ジーパンとTシャツに着替え、コインランドリーに向かった。 一週間分の洗濯物を処理する。明日、明後日は、久しぶりの休みなのでゆっくりしたい。現実的な作業は今日中に済ましておきたいのだ。 そして、コインランドリーの帰りには、コンビニに寄って明日の朝食用に菓子パンを購入するのだ。これで明日の午前中は何もせずに過ごせる。 コインランドリーは好きだ。回転しているドラムを見るのが好きだし、その横に置いてある雑誌をパラパラと眺
ダンボールで防寒。
昼ご飯は、いつも不規則だ。大体、冷蔵庫にあるものでちゃっちゃと作ってすますことがほとんどです。休みの朝は、皆起きる時間はバラバラだが、昼ご飯は揃って食べる。この間は、スパゲティを作った。ニンニク、キャベツ、玉ねぎ、二毛作目の豆苗、ツナで。オリーブオイルでニンニクを炒め、頃合いをみて材料を投入する。塩胡椒の量だけミスらなければ、それなりに美味しく出来る。大抵、ニンニクを炒めている時に、誰かが匂いに反応して寄ってくる。 昼ご飯を食べた後は、庭の手入れや、下の娘と散歩したり、色々
定例の土曜日の病院の帰り道に、芥川賞受賞作「ブラックボックス」を読むために、町の書店に文藝春秋を買いに行った。 あらすじも全く分からない状態で読み始めた。(以下、ネタバレ注意) 自転車のメッセンジャーのやや細かい描写から始まる。主人公は自転車が好きで、やりがいを持ってこの職に就いているのだなと思った。しかし、状況はいささか違う方向に進んでいく。ベンツの乱暴な運転で落車してしまう。その時、主人公はキレる「ふざけんなよ!」 この主人公はキレやすい性格をもっており、そのために
昨日、普段はいかないスーパーで買ったコロッケ旨かったなー ケチャップバージョン ソースバージョン 芥川賞を受賞した「ブラックボックス」を読みながら、つまみました。 コロッケといえば思い出す漫画は、こち亀50巻「下町グルメ」。 米が食いたいな。うむ。