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とりあえず…… の「…」

黄色く枯れはじめた葉の間から朝顔を摘み、いつものように水に浮かべる。

明日はもう、花を見れないかもしれない……

とりあえず、写真を撮っておこう……

真上から撮ろうとすると


おや? この、偶然映り込んだライト……



…(三点リーダー)

みたいだ……。


気になっていた方もいるかもしれないが……

わたしの文章には「…(三点リーダー)」が多い……

間……
というか、ちょっと考えたり、相手が考える余白をもたせたいので、ついつい使ってしまう。

放って置くと文末が三点リーダーだらけになってしまっていることもある……
そんな時は断腸の思いで……三点リーダーを外している(大袈裟w)。

そのくらい……

三点リーダーは私にとって手放せないものなのだ。


そういえば……

ぼんやりとした不安の中にあった終盤の芥川龍之介の作品には……

三点リーダーが多用されていたそうだ……。

久世番子『よちよち文藝部』より。
芥川と一緒……は、うれしい。


…… と、これでもかと三点リーダーを使ってきたが……

使いすぎると効果が薄れる。流石に、やりすぎた。

ナチュラルがいちばん。
ほわりと風に吹かれる(オノマトペも好き)。


とりあえず、偶然見つけた三点リーダーがうれしくて、締めかたを考えずにここまで書いできてしまったが……

今後も、効果的に、わたしらしく三点リーダーを使いまくっていきたいと思う。

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