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くるくるおどるも、数珠つながらず

1つ1つだと小さくて心にとどまりそうにないことも、つながりを見つけて組み合わせることで印象に残るもの(そこそこ面白いもの)になると思っている。

生活の中のくだらないことを見つけては、前にストックしていた“くだらん”も引っ張り出して、つないでnoteに書く……
のだが……


……ここ最近の“くだらん”がつながらん! という話である。


先週から今日までに「この話書こうかな?」と思ったことをあげてみると
・「暇だー」と言っていると、突然降って湧いたみたいに忙しくなるなーという話
・ジェフ開幕戦。だめだめだったけど勝って小躍りな話
・子どもから「パンドラを開けるな」と言われた話
・昼休み、また「マジか?!」なハトを見た話
・隣の席の人と話していたら……の話

こんな感じである。


そうなのだ。
まず、先週「仕事の手が空いている」と書いた直後にそこそこのボリュームの仕事がやってきて、冬眠状態から叩き起こされた。
不思議なもので「暇〜」を口に出してしまうと突然忙しくなる。なぜだろう? 「忙しいっ!」は何遍言っても忙しいままなのに……

土曜出勤日(たまにある)もあり、くるくると目まぐるしく働き、夜やっとジェフの開幕戦を観る。
「きぃーーっ!」となる時間のほうが多かったが、“やさしいゴール”に癒される。よくない時間が長くても勝てたのは大きなことだ。“元気、やる気、デリキ、椿!!”とご機嫌に、そっと小躍りする。
ああ、ぜひ、来週のホーム開幕戦後も小躍りしていたい。

はなうた混じりで迎えた日曜日、掃除機をかけようと子どもに声をかけると、

「この部屋の扉を開けてはいけません。パンドラの箱ですから」
との返事……



ヒャッハー!!!!

またもや小躍り!

これは、わたしが掃除する場所をひとつ減らす大チャンスだ。

「開けてはいけないのなら、わたくしめは、あなたの部屋の掃除をできませんね。ご自身で掃除機をおかけくださ……」

(かちゃり。)

話終わらぬうちに開け放たれるドア。

「パンドラが開きました。どこかで災いが起こるでしょうが、ぜひ掃除してくださいw」


…………。

いや、ぬか喜びして、結局、掃除させられるって、まさに目の前で災いにあってる人間がいるじゃないか……。

どうやら扉は、本当にパンドラの箱であったらしい。



小躍りと掃除により、ややぐったりしたままの週明け、昼休みにいつもの散歩に出かける。
ベンチでもぐもぐしていると、目の前を横切る1羽のハト。ぼんやり眺めていたが……


ん? んん?


よくみると、ハトのくちばしの端にごはん粒が1粒付いている。
おべんと付きのハトだ!!!
かわいい。

写真を撮るべくあわてて荷物をまとめ、ハトの後をくるくる追ったのだが、残念ながら写真に収められず、ハトは飛び去ってしまった。
そしてまわりの「ナニ? この人?」の目。
うぅっ……
証拠写真がないと「ホントかよ?」という話だが、本当におべんと付きのハトを見たのだ!
二度はあえないだろうな……


シャッターチャンスを逃し、しばらく昼に外に出るチャンスも逃し、しかたなく(?!)まじめに働く。
隣の席の人と仕事の話をしていたら
「なんの漫才してるのー」
と通りすがりの同僚に笑われる。
「なんだかな〜」と思う点をどう指摘するか、結構まじめに話していたはずだが……
一緒に話していた人もわたしも、主張や不満をストレートにぶつけるより笑い飛ばしつつなんとかしたいタイプなのだと思う。「えー💢」と言いながら話しはじめても、最後の方はケタケタ笑ってしまうから、なんだか愉快なコンビに見えたのだろう。

そんな感じでへらへらしつつも、やらなければいけないことをあっちこちとこなしていたら、いつのまにかもう週末である。
帰り、エレベーターで一緒になった人から、お昼の時間どうしているのか聞かれる。散歩がてらちょっと離れた公園に出かけていることを伝えると「それなら、今度一緒にあっちの公園に行こうよ。春になったらお花見もできるよ!」と誘われる。
会社の人間関係は面倒なこともあるけれど、誘われるのはやっぱり嬉しい! 小躍りしながら帰る。


「書き出したら繋がるかもしれない」と1週間の全部を並べてみたが、くるくるとなんだか落ち着かない週だった。そして、やっぱりなんだかエピソードはつながらず……散漫だ。

でも、小躍りしたくなるような嬉しいこともたくさんあった。この小躍り気分が明日にも継続される(🟰ジェフが勝つ)ことを願いつつ……



眠すぎるので今日はもう寝てしまおう!!

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