とりあえず、悩める本棚
結局、別の日にしっかりどんぐりを拾って来ている。どんぐりの誘惑には勝てないのだ。
それでなくても散らかっている部屋にまたおもちゃを増やすのは……
細かいおもちゃも問題ではあるのだが、それ以上に悩ましいのが、
リビング、ソファ、キッチン、それぞれの寝室……
至る所に積まれた本たちだ。
もちろん、気づいた時に本棚に戻す。
戻すのだが、戻すついでに別の本が取り出されて「今、読んでるから!」を理由に手に届きやすい場所に積まれる。
ちゃんと、本棚はある。
引っ越す時、わたしたちには備え付けの本棚が必須だと、かなりしっかりな本棚を付けた。
が、この有様だ。
あるあるだと思うが、当然、本の手前に本を並べる二重構造になっている(取り出しにくい)。
年に2度、“ありがとう、さようなら”する本のセレクションをしているが、それ以上のペースで、3人それぞれに本を増殖させている……。
ある本棚整理の時、子どもに言われた。
「もう、絵本あんまり読まないから、
この本たちを……」
ばっきゃろーっ!
この絵本の山が自分のためにあると思うなっ!
あなたが生まれる前から、ずっとこの大量の絵本は存在している。
わたしの大事な本たちだ!
絵本こそ、1冊たりとも寄贈や古本にまわしたりはできぬっ!!
嵩張るものたちは居座り続けるのだ。
もうひとつ厄介なのが、あくまで収集したくて本が溜まっているわけではないところだ。
絵本も含め、とにかくちょこちょこひっぱり出して読む。
わが家の本たちは、しずかに棚に収まらせてもらえないのだ……。
と、ひたすらに……
片付かない言い訳を書いてきたが……
自宅にいる今、一度、本格的に本棚整理をするように指令が出ている……
(なんだかんだ言ったところで、やはり、わたしが一番、本を増やしている……)
いつまでも、本を床に積んでおくのもかわいそうだ……
しかし、着手しようとすると
「やぁ、久しぶり!」
とばかりに、気になる本が出て来て、いちいち止まる……(コレもあるあるか……)。
いつまでも、進みやしない……。
ということで、
とりあえず、この散らかりまくった本棚を公開し、恥を晒すことにした。
そして、宣言する!
悩める本棚を整理します!
と。
……うん、やるよ。
やるってば。
やるからさ……。
転職とあわせて……がんばります。
千葉市美術館・さや堂ホールのインスタレーションは、アーティストデュオ Nerhol による「水平線を捲る(めくる):9月6日〜11月4日」の展示の1つだそうだ(公式サイト資料より)。千葉市の花・オオガハスの香りも楽しめる。