陽と違い、あんまりいいイメージがない。

陰、陽と比べて反対のものが陰とされる。

明るい陽に対して冷たい陰。
積極的な陽に対して消極的な陰。
あったかい陽に対して冷たい陰。
大きい陽に対して小さい陰。
プラスの陽に対してマイナスの陰。

あんまりいいイメージがない。

でも、陰は良くないのかというと、なければならない存在。

身近で言えば太陽の出ている陽。
活動する陽。
太陽の沈んだ後の夜、陰。
しっかり休む陰。
だから、昼に活動できる。

草木をいじる人ならイメージしやすいかも。
陽の当たる陽に対して陽の当たらない陰。
植木鉢の下とか暗くて湿気てる場所、ダンゴムシとかゲジゲジとがいる。
枯れた草木を食べて土に還してくれる存在。
土の中はミミズとかもいる。
土を耕してくれる存在。
草木の根っこがある。

暗くてジメジメした場所は嫌われてるゴキちゃんがいる。
ゴキちゃんも山にいれば枯れ木や枯れ草を食べて土に還してくれる存在。
暗くジメジメしていれば菌が繁殖して腐っていく。
形あるものが腐ることで土に還っていく。

陰が3本の八卦は老陰で地の象徴になる。
地。
陽が3本の天に対しての地。
天の気と地の気が混じり、できた万物を上にのせる土台である地。
それを養う地。

そして天の気の木、火、金、水の全ての土台である土。
木から火へなど、切り替わりの時期になり、木も火も少ない時期は土台である土が顔を出す。
隙間がポッカリ口を開ける。
鬼門。

木から火へのなどの切り替わりを栄養を与えて養ってくれる、繋いでくれる土。
変化を助けてくれる土。
そして、変化できずに固まってしまった物、循環から外れてしまった物をもう一度循環に戻してくれる土。
土に還す作用のある土。
変化しなければ、循環きらそれれば土に還す作用にのまれてしまう。
変化循環するならば変化を助けてくれる土。

土、地、陰が極まった物。
土に還す作用があるから生き物にとっては危険なのかもしれない。
避けないといけない鬼門なのかもしれない。
でも、変化、循環には必要な物。
自然の理の変化、循環からそれたものを、もう一度変化循環、自然の理の中に戻してくれるもの。

陰、小さくて消極的で暗くてジメジメしてマイナスなイメージしかない。

でも、陽を支えてくれてる大事な物。
陰。

自分の見えないところ、知らないところ、気が付かないところで支えてくれてる陰。

変化循環、自然の理からそれたら、ぶつかり、争いが起きて問題が起きて土の作用、土に還す働きが始まるので、危ないと気づいて改めて修正して改善する合図にもなる陰。

怖いけど、なくてはならないもの陰。

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