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okanote
♯88 字
88回目の今日は、字について書いていこうと思います。みなさんのお子様は、字を丁寧に書かれていますか?私のかかわるお子様は、字を丁寧にかかれるお子様と字を乱雑にかかれるお子様の二つに別れるイメージがあります。
これは特性のない大人でも共通することですよね。しかし、特性のあるお子様からしてみれば、字をどの程度丁寧に書けばいいのかはわかりませんよね。字が上手かどうかの判断は人によりますから余計難しいです。
では、ここからは私がかかわるお子様を通して、字の丁寧さとデメリットを書いていきます。まずは、字を丁寧に書いてくれるaさんについて紹介していきます。aさんは、当時小学1年生のお子様で、自閉傾向にあるお子様です。詳しくは、♯44を読んでみてください。
aさんは、書字できるようになってからずっとキレイに字を書くことができていました。最初は、とても褒めていましたが、字をキレイに書きすぎるがあまり、時間がかかったり、納得のできる字が書けるまで何度もやり直しをされるようになりました。
年齢が上がるにつれて、今と同じことをずっとしているわけにはいかないことをお伝えしました。最初は、「なんでわかってくれないの」と言われていたaさんですが、テストなどのスピードが求められる時などに時間が点数が取れないことを理解すると少しずつ変わっていきました。
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