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♯44 説明が苦手(アプローチ①-Ⅱ)
44回目の今日も、説明が苦手なお子様に対してのアプローチを紹介していきます。まずは、昨日の復習から。説明が苦手なお子様に対して、①言葉の操作、②幼少期の二つのポイントをお伝えしましたね。
①言葉の操作に関しては、言葉選び、表現方法、何から話すかなどの観点を書いていきました。今日は、表現方法について紹介します。まずは、皆さんのお子様が使われている表現方法は、どのようなものですか?
私がかかわっているお子様は、親御様や園や小学校の友だちなどから表現方法を学んでいることが多い様に感じます。いつの間にそんな言葉を覚えたのかとハッとさせられるようなことも多いです。
そのため、自宅でかかわられる親御様は、自分たちが使う言葉や表現方法を注意しないといけないですね。しかし、実際の日々の生活で注意することは容易ではありません。そのため、親御様が直接的に表現方法を注意するかたちではなく、間接的に子どもに気づかせるようになればと考えております。
そのためには、そういうシュチュエーションや場面を作る必要があります。ここからは、私が実際にお子様とかかわったケースを例に紹介していきたいと思います。
aさんは、当時年長で自閉傾向があり、マイペースに行動されるお子様でした。その際、本児が上手く言葉の操作に苦労していました。そんな際に、どういう風に話せば相手に伝わりやすいかということをやりとりしました。
年長のお子様ではあるものの、知的遅れがほとんどなかったため、表現方法について説明しました。まずは、自身で話をするのではなく、自身から質問をするという機会を作りました。
そうすることによって、自身が何を言っているか伝わりにくいということに気づきます。その際に、どうすれば相手に伝わりやすいのかということを一緒に考えました。
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