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♯4 年中児

 4回目の本日は、年中のお子様について紹介していきます。年中のお子様は、年少と年長の間に挟まれてお子様の評価が割れるイメージです。同じお子様でもよくできていると捉える親御様もいれば、もう少しできてほしいと思う親御様もいる。

 そのため私のところに来られる親御様とは、よく話す様にしています。お子様のできないことが問題なのではなく、お子様を客観的に見れているかどうかがポイントになります。客観的に見れている親御様であれば、どこができていてどこができていないのかについて一緒に問題意識をもって子育てに取り組めると思います。

 ここからは、私が関わった特性のある年中のEさんについて紹介していきます。Eさんは、年中の頃からひらがなや数字もわかるがじっと座ることが難しいお子様。周りから見れば、ひらがなや数字が既にわかっているからそんなに気にしなくてもいいと思われがちだが、Eさんの親御様としては心配な点がある様子です。

 私は、Eさんに対して厳しく注意することはあるものの、Eさんから嫌われることはありませんでした。どうやら、私の言っていることが理解できたのでしょう。多動傾向にあり、本児自身もやってはいけないと思っているのでしょう。その上で、できなかったことは仕方がないと思います。

 Eさんの親御様からも自宅での対応や園での対応など詳しく話していきました。そうすることによって、少しずつEさんが椅子に座ることができ、じっとしている機会が増えたことをお聞きしました。

 ここで大事なことは、

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