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実は金融ブラックでした。

どうも!わしです(^▽^)/

早速ですが私のプロフィール記事を
ご覧になってない方は
こちらの画像をご覧ください。

ここまでで、
社会人生活を中心にnoteへ記事を書きました。

その中で、転職したことを書いたり、
休職したことを書いたり、
うつ状態になったことを書いたり、
突然仕事を失ったことを書いたりしました。
(ほぼ3社目の話ばっか)

唯一、金銭的失敗の記事を
書いていませんでした。
ようやくこのことについて
書く気になれたので
体験談を綴っていこうと思います。


先に伝えておくと、
私はパチンコやスロットや競馬等の
ギャンブルはやっておりません。
本当に私生活で失敗していった話です。


きっかけは生保レディの時

給与は少ないし長時間労働

↑の記事にも書いています。

生保レディの頃、給与がどんどん減り、
気づいたら毎月の手取りの給与が
1桁になっていました。

お恥ずかしながら親からの援助もあり、
何とか最低限生活するお金は
払えていました。

しかし、個人事業主という雇用形態なため
移動時の交通費
お客さんへ渡すノベルティ
商談時のカフェやファミレス代等々・・・
全て自分の財布から出さなければいけませんでした。

そして長時間労働なので
(9時~MAXで22時とか)
帰宅したら何もやる気が起きません。
ご飯はコンビニ飯になったり、
時々飲食店のテイクアウトになったり、
外食をしたり・・・。
とにかくお金ばかりかかる生活に。


気づいたら自分の収入以上に、
お金を使ってしまっていました。

クレジットカードで。


やむを得ずキャッシングをしたら地獄イキ

仕事で必要な経費も、
私生活で必要なものを買うときも、
全部クレジットカードにしていました。

そして、
どうしても現金が必要になるときもあり、
(今ほどキャッシュレスではないところもあったから)
生活口座の残高を見ても、

これ以上使ったらまずいな・・・


と思う金額だったので、
どうしようか悩んでいた時、
使ったのがクレカのキャッシング。


とりあえず現金を出せたので、
何とかなった・・・と思いました。

でも、使った分は返さないといけない。

明細を見ても、
どうも返せる額じゃない・・・。
(数万円足りなかった)


そうか、もう一枚のカードから
払えばいいのか!


借金を、借金で返す。
負のスパイラル。


何カ月も続いたら総額がえげつない

生保レディで毎月の給与が一桁になってから、
こういう自転車操業的な生活が始まりました。

ついには当月使った額を、
そのまま返済できないので、
あとからリボ払い、
分割払いに変更する方法
を使って
何とか毎月の支払額を抑えていました。

それでも手取り以上の返済額・・・。


返しても結局また使えば、
利用可能額も減ってきます。


もっと言うと、
ストレスもかなりあったので、
なんかいろいろと買っていたり、
美容院やネイルへ行ったり、
とにかくお金を使わないと
気が済まないような体質
になっていました。



返済額が苦しいけど誰も頼りたくない

本当は成績を上げて稼がないといけないのに、
全然成績が出せず、ノルマを達成することすら
厳しい状況でした。

だから毎月締め切り日前後や、
給料日前後は泣いて過ごす日々でした。
(成績がないのと、給料が少ないことで)

そして、クレカで払った金額を
リボ払いや分割払いにすることに焦る生活。

返済額が本当に苦しくて、
いくら家賃や光熱費を援助してくれる親にも
頼ることはできませんでした。
さすがにこれ以上は言えない!と思って。

友達にお金を借りたくなかったし、
消費者金融はよく分からない
怖いイメージがあったから手を出さなかったし
結局そこから2年以上
同じような生活が続きました。


転職しても返済額が減らない

ストレスで買い物というマイナス

そして保険代理店に転職をして、
生保レディの時とは一変、
給与は固定給になりました。

安定した給与で何とかなるかなと思いきや、
これまでの負債は変わらないし、
それがただずっと続いているだけ。

そして保険代理店でも、
仕事で数々のストレスを抱えて
長時間労働にはならなかったにしろ、
帰宅したらやる気が起きない。
ストレスで買い物をして発散するという
マイナス要素しか起きませんでした。



休職で収入がもっと減る

そしてうつ状態になって休職。
給与がなくなり傷病手当金になったわけですが、
働いていた時の給与よりは少ないので、
より返済が厳しくなりました。

そろそろやばい。

クレカを使うのをやめたくても、
返済額が多いから現金も使えず、
どうしたらいいんだろう・・・。
と数カ月悩みました。


リボ払いや分割払い変更をするのを忘れて詰んだ

(復職後の話)
ある日、決済後にリボ払いや分割払いに
変更する手続きを忘れてしまい、
そのまま請求額が確定しました。

ものすごい高額な請求。
もう払えない、無理。

ただ、支払いを無視するわけにはいかないし、
会社に連絡をされても困るし・・・

引き落とし日、当然口座に残高はなく
引き落とし不可能。
どうしようと悩んでいるうちに月が変わり
数日後に電話が・・・


「今回の引き落としを確認できませんでしたが、
 いつお支払いいただけますか?」


ついに来てもうた・・・。
カード会社からの連絡。

今までは何とか他のカードの
キャッシングとかを
上手く使ってきたけど
こればかりはかなり厳しい。


一旦返済日を伝えて電話を切りましたが、
これは何とかならないのか、
少しネットで調べてみました。


それこそあのSNSとかで胡散臭いやつ

使ったら負けだと思ってた

そしてインスタを見ていたら、
『胡散臭い』とか『うざい』と
思えるあの広告
"借金減額シミュレーター"
を見つけて、
藁にもすがる思いで
自分のカード利用額を入力して
シミュレーションしてみました。

結果がどう出ていたかは覚えてませんが、
とりあえず弁護士事務所に相談できる
ことを知り、
背に腹は変えられない!と思い、
相談予約をしました。


そしたら数分後には、
これからお世話になる弁護士事務所から
電話がかかってきました。


弁護士事務所からの電話で救われた

・・・ような気がする(笑)
まずは電話をかけてきた事務所の方と、
概要を話しました。

電話口の方もとても優しくて、
私が話したことを否定することもなく
全て聞き入れてくれました。

そして早くこれを解決したいから、
すぐにでも相談をしたかったので、
この翌日に弁護士事務所で
相談をする予約をしました。


今までこういう広告が、
所々で表示されているからうざっ!とか
こんなの使うやついないやろ!って思ったけど、
結局自分が使ってたし、助かったわ・・・。


※この記事は借金減額シミュレーターの宣伝はしません
(するとしたらどうやんの)



弁護士事務所へ相談に行く

参考資料になるものは全部持って行った

そして電話で相談予約をした翌日、
弁護士事務所へ行きました。

事前に、情報が分かるものを持ってきてほしい
ということを聞いていたので、
私は給与明細クレジットカードの明細
持って行きました。


最初に現在の自分の状況を伝えて、
相談するに至ったきっかけを聞かれたので
それについてもいろいろと伝えました。

このままだとマズイと思って、
相談するに至ったような話を
した覚えがあります。


支出の棚卸をした

そこからは、私の毎月の支出について
棚卸をしていきました。
家賃はいくらか、光熱費はいくらか、
スマホ代(通信費)はいくらか・・・等。

弁護士の先生(以下先生)が
私の支出を紙に書き出して、
毎月いくら支出しているのか
結構細かくヒアリングをされました。

私自身も支出の把握はなんとかできていたので、
この辺はスムーズに話が進んだ気がします。


カード利用額の棚卸で絶望

そして肝心のクレジットカードの
利用額の棚卸をしました。

実は私、4~5枚のカードを使っていました。
途中からは先述の通り、
キャッシングで返済していく状態。

全部のカードの明細を持っていたので、
それとスマホアプリやサイトで
利用額を先生と一緒に確認しました。


それまで気づかなかったのが、
リボ払いや分割にしている部分。
そこが返済額が減らないのを
圧迫していました。

だから総負債額を見て、
自分もびっくりしました。


私の借金て、
こんだけあったのか・・・
と。
(利用額+利息)


数年間こんなとんでもないことをしてた自分が情けなく思えました。



クレジットカードはその場で没収

そしてクレジットカードを
先生に渡しました。
ここからはもうカードは使えません。
(念のため渡したカード表面のコピーはもらっておいた)
さらに信用情報に傷がつきます。
いわゆる金融ブラックです。

私は債務整理の中でも
一番総合的な負担が少ない
任意整理で進めていくことになりました。

任意整理

弁護士が裁判所などを利用しないで、貸金業者と直接和解交渉し、長期の分割払いで支払う方法を任意整理といいます。
任意整理の際、貸金業者からの借入れ(約定では年20%以上)には、利息制限法の定めを超える利息(年15%~年20%を越える)がついていることが多いので、この部分について減額を求めることになります。その上で、残った債務を長期の分割にて支払っていく方法です。

https://www.toben.or.jp/bengoshi/soudan/syakkin/niniseiri.html
東京弁護士会

債務整理は任意整理以外に、
個人再生、自己破産、特別調停があります。

私自身、使った分のお金は
返済したかったので
任意整理で何とか頑張っていこうと思いました。


そこからは先生とカード会社の交渉が始まるので、
カード利用額の返済はしなくてもよくなりました。

万が一カード会社から残高不足で
引き落としができなかった連絡があっても
「弁護士と相談中」と伝えれば
向こうも引き下がると言われていたので、
私も言われた通りに対応することにしました。


ようやく、光が見えた気がします。



これからは固定の返済額で生活が立て直せる

そして、月々の返済額が決まりました。
毎月同じ金額を、
弁護士事務所の指定の口座へ振り込みをします。

今まではものすごい金額で請求が来て、
精神的にもかなり辛かったんですが、
そういったこともなくなりました。


これは私も声に出して先生に言いましたが、
「やっとまともに貯金ができる」
「生活を立て直せそう」

等々。


これからは自分の収入の範囲内で、
生活できるようになりました。
本当だったらこれが当たり前の生活なんです。

自分の収入の範囲内で、
家賃や光熱費の支払いをして、
スマホ代を払って、食費を払って、
趣味とか交際費を払って・・・。

生保レディの頃にそれが崩れてしまい、
なかなか身近な人には相談できない
悩みになってしまいました。

思えばそのタイミングで、
生保レディを辞めることを決断しても
良かった気がするんです。
それが自分の意志の弱さと、
周りに流されてしまうことで
ズルズルと続いてしまったのかと思うと、
今でも後悔ばかりです。


同じような人っているのか聞いてみた

この相談の最後に、先生に聞いてみました。

「私と同じくらいの年齢の人で、
 こういう相談してくる人っているんですか?」

と。
あまり比べることをしてはいけないんですが、
ちょっと気になったので聞きました。

そしたら、
結構いると。(具体的な数字は聞いてないけどw)
若い人で、買い物のしすぎで相談に来ることも
あったようです。


もっと言えば、
私が相談しに行った日に、
私より前に相談をしている人がいました。
だから他にも大変な思いしている人って
いるんだな・・・。



現在の状況


この弁護士事務所での相談から、
数年経ちました。
まだ返済額は残っているので、
毎月支払いをしています。

先述しましたが、
生保レディ時代に早く手を打っておけば、
こうはならなかったのかなと思うと、
かなり悔しいです。

金融系の仕事をしていたのに、
クレジットカードの仕組みや
分割払いやリボ払いの仕組みも分からない
ものすごい皮肉だなぁ~。

毎月給料が少なくて
「お金がない」
友達に誘われても
「金欠で行けない」
いい歳した社会人なのに、
”お金がない”とか”金欠”とかいうワードが
本当に恥ずかしいなって思いました。

もう少し話すと、
生保レディ時代の金欠の私を
いじってくる先輩や上司もいました。
「あんたお金ないんでしょ」
「お金ないのになんで友達と遊んでるの」
「わしちゃんお金ないのに出かけてるの?」
「難民」

・・・みたいな感じ。

↑の記事にも書いているんですが、
だからこそ”普通の生活”がキラキラして見えたな。


でもね、
このカードの支払いを無視していれば、
電話が掛かってくるし、
連絡がつかなければ会社に連絡されるし、
カードが使えなくなるし、
さらには裁判や給与差し押さえになるし。

消費者金融から借りていても、
支払いを無視していれば同様のことが起こるし、
一番借りてはいけない闇金から借りれば
支払いが滞ればとんでもないことになるし・・・。


私は真面目に返済することを考えて動いて
正解だったかもしれません。


ちなみに今、
生保レディや保険代理店の時ほど
ストレスを感じることがなく、
あってもお金がかからない方法で
発散できるようになりました。
そのおかげで散財することがなくなりました。

そして弁護士の先生からも、
デビットカード作成を進められたので、
相談後に申し込みをしました。
口座の中にあるお金の範囲内でしか
使用することが出来なので、
計画的に買い物ができるし、
無駄遣いとか浪費は防止できますね。


特に宣伝するつもりもないと書きましたが、
今、かつての私と同じように
カードの返済とかキャッシングの返済に
悩んでいて何とかしたい方がいれば、
借金減額シミュレーターを使ったり、
法律事務所へ相談したりすることをおすすめします。




そんな私が実践したことを、
次回記事として↓にまとめてます!


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わし @わしの社会人10年のふりかえり
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