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ワーママ教員、今後の働き方を考える

来週から2学期が始まりますね。
この夏休みは、本当に毎日が充実していて、十分に心身の休息ができました。
娘の活動範囲が昨年よりもぐんと広くなったことで、親である私もその成長を喜び、いろんな場所に行ったり体験したりと楽しく過ごしました。
なにより明日仕事がないということが、こんなにも心身に安らぎをもたらすとは…(笑)

さて、これだけ時間の余裕があると、2学期からの働き方についていろいろと思いを馳せてしまいます。
youtubeやnoteなどで、教員のみなさんが発信している働き方をたくさん見聞きしました。
すごいなぁ〜と圧倒されつつ、よし私もやったるぞと気合いを入れています。

1学期の課題

育休から復帰したばかりの1学期は、家事・育児・仕事をどれだけ両立してやっていけるのか自分を試している部分がありました。
理想は、保育園のお迎えの前に、夕飯の準備や家事を終わらせ、娘との時間を確保すること。
そのために時差出勤の制度を使い、16:00には勤務終了とさせてもらっていました。
しかし、実際は毎日のように17時半過ぎに退勤して保育園のお迎え…。
娘には一人で遊んでもらったり、テレビを見てもらいながら夕飯の準備となっていました。
仕事を優先して、娘との時間をないがしろにしてしまっている自分に情けなさを感じます。

私の場合、この原因はこれまでの(出産前の)自分の授業のやり方に固執して、柔軟さが欠けていた部分になると思います。
ありがたいことに、校務分掌はさほど大変なものではなく、担任でもなく、部活も持っていません。
なので、授業以外の勤務時間のほとんどは授業準備や教材研究にあてることができます。
だからこそと言っていいのか、いろいろやりたくなってしまう…。
もっと楽しく、もっと分かりやすく、もっともっと…。
その結果、周りの先生がたに配慮していただいているにも関わらず、勤務時間を超えてしまっています。

これらを踏まえた上で、2学期はこうありたい!

目標 定時に帰るぞ!

6時間授業の場合、15:50に生徒の清掃活動が終わり下校になります。
本来であれば、教師はそこからが勝負の時間となるでしょう。
1学期は17時半くらいまで仕事してしまっていましたが、2学期は勤務終了時刻(時差出勤の私の場合が16時)に帰りたい。いや帰るぞ、帰るんだ。

方策1 授業を頑張りすぎない

こう書くと、教師なのに仕事を放棄していると批判されてしまいそうですが、やるべきことはしっかりとやります。
社会科の教科書は、教科の特性上、非常に細かく膨大な内容と資料が記載されています。
しかし、実は学習指導要領で扱うように定められている内容は、それほど多くありません。つまり、教科書の全てを教え込む必要はないのです。
授業で扱う内容を精選して、教師も生徒も無理のない授業を目指します。

方策2 ワークシートを作らない

教科書を網羅しないといけないと思いこんでいた過去の私は、板書では時間内に授業が終わらないと思い、教科書の内容をまとめたワークシートを自作していました。
一度作れば、以降は財産となり授業準備が楽になるだろうとも思っていました。
しかし実際は、教科書の内容が少しずつ変わったり、過去の自分が作ったものなのにいざ再び使おうとするとしっくり来なくて結局1から作り直したりと、全然時間の削減にはなりませんでした。
生徒数分の印刷も、大きく時間を割きます。
2学期は、できるだけワークシートではなく、生徒自身のノートやタブレットを活用して授業を組み立てたいと思っています。
イメージとしては、
自分の考えを表現したり、周りの生徒と交流したりする場面では、タブレットを活用し、知識や技能を習得する場面では、板書もしくは演習問題をPDFで配信して、答えは生徒のノートに書かせるといったところです。

方策3 1から授業をつくろうとしない

おもしろい授業をしたい、生徒に楽しく授業を受けてほしいと、頭を悩ませ毎時間の授業を考えていました。
今もその願いは変わりません。
でも、インターネットにはたくさんの先生方の授業実践の資料がたくさん公開されています。
また、教科書会社が発行している指導書だってあります。
過去の自分は、なんとなく他からアイディアを拝借することに抵抗感がありましたが、2学期はこういった材料もうまく活用しながら、授業準備の時間を削減していきます。

また、これまで続けていて、今後も続けていくこととしては、
・机上整理、データ保存、紙媒体を残さない
・スケジュール管理
・評価物のデータ提出
・評価物の精選

教師としてのキャリアを続けていくために、自分のライフステージに合わせて働き方も変えていくべきだと思っています。
自分の凝り固まったマインドセットをいかにほぐして、持続可能な働き方を見いだせるか、そういった意味で今大事な局面なのだと思います。

頑張ります!頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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