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『失敗は真の財産』 〜全ての受験生活を終えて〜

はじめに

 私は、現在21歳の大学4年生です。今日は私自身の受験に関する失敗と、なぜそれらを肯定的に受け入れられたのかを書いていこうと思います。

これまでの失敗

高校受験

県内No1の県立高校の理数科を志望し、受験するも不合格
→運よく普通科に拾われてそこに進学

大学受験

第1志望の国立大学、私立3校(一般2つと共通テスト利用)、後期の国立大学を受験
「結果」
第1志望の国立→❌
私立2校(一般)→❌
後期の国立→❌
共通テスト利用の私立→⭕️

このような感じです。共通テスト以降の勉強は全て水の泡となってしまったわけです。”浪人”の選択もありましたが、失敗に溺れたその時のメンタルでは、到底勉強に復帰できなかったと思います。
唯一受かった大学に在学中です。志望順位としては第5志望くらいになります。

高校受験後の気持ち

運よく普通科には入れましたが、心のどこかで理数科に入りたかった気持ちやそこに受かった彼らに対する嫉妬心がありました。そのため、高校1年生(前)からかなり飛ばして勉強していました。中三の受験が終わってから卒業式までの間に高校数学のチャートを始めていました。大学受験で絶対に見返してやるという気持ちで3年間を過ごしました。が、やはり受かった彼らは頭の作りが違いすぎました笑 ただ、高校3年間勉強に没頭できたのは高校受験の失敗のおかげです。

大学受験後の気持ち

 私が通っていたのが県内トップの進学校ということもあり、自分自身の受験結果にはうまく向き合えませんでした。周りの私の同級生は皆、有名な国立大学、早慶が大半です。本当に辛かったです。自分ならもっとできると思っていました。家族にも当たり散らかしてしまい、莫大な受験料を払ってくれているのに本当に酷い態度をとってしまいました。今でも反省しています。
 そんなこんなも全て自分のせいです。どこかで慢心していたのかもしれません。高校受験も大学受験も失敗。自分の人生はこれからも失敗だらけかも。そんな気持ちが強く残っていました。

大学進学後

 私は第5志望の大学に入学したわけですが、入学してそれなりに友達もできて非常に楽しい生活を送れていたと思います。しかし、勉強面で言えば正直物足りなかったです。周りにはいわゆる”課題乞食”が大量発生、真面目にテスト勉強する人などほとんどいません。
 このような劣悪?な環境の中でも私に火をつけたのは、これまでの失敗です。まず、他の大学の学部生とイーブンに戦える領域を考えました。それが資格試験とTOEICです。私の中で、次の逆転チャンスは大学院進学のタイミング、就職活動のタイミングだと考えていました。失敗があったからこそ、早いタイミングから向上心を持ち続けられました。
 結果的には、1年で基本情報技術者試験を取得し、3年で応用情報技術者試験を取得、同時期にはTOEIC885点を取得しました。これらの資格取得を手助けしてくれたのは、紛れもなく自分の失敗です。あの頃の自分ありがとう。
 また、先月に無事に東京工業大学の大学院に合格しました。近年人気が出ている情報系の受験を決めたため、倍率は凄まじかったです。
(詳しくはこちらをご覧ください↓)

大学院受験は、自分の中ではラストの逆転チャレンジだと考えていました。(実際はそんなことはないと思いますが)
これまでの失敗だらけの受験人生の集大成として有終の美を飾れました。もしも自分が中途半端に第2志望の大学に進学していたら、おそらくは今年受験しなかったと思います。どん底まで落ちた自分だからこそ、這い上がる活力を最大限に出力できたと考えています。

最後に

 この記事はあまりうまくまとまりませんでしたが、お伝えしたかったのは"失敗が人を強くする"ということです。他の人からすればちっぽけな失敗に感じるかもしれませんが、私にとって自分を奮い立たせるには十分な失敗経験でした。失敗をエネルギーに変える、そんな考えを頭に入れておいてください。いつか必ず報われます。そう信じています。

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