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絵本に耐えられるようになってきた娘

幼稚園で絵本フェスティバルに行ってきた娘

事前に先生から、色んな絵本を読んでもらって
参加したらしい。

「ママ、絵本フェスティバルがね、、、」「また行きたい!」とおかわりが凄かった娘。

あら、そんなに良かったの、じゃぁ今度のお休みにもう1回行こうかぁ、と連れていった休日。
娘「あのね、お留守番をしてるの。すごいドキドキするの」
私「あぁ、昔は3歳で留守番させてたんだねぇ…令和じゃ虐待通報されちゃいますね。」

娘「これはね、タマネギの花でね、くきも からいんだって。」
私「長ネギの花って書いてありますけどね」


「ママ、買って(モチモチの木)」

娘はこのモチモチの木に感銘を受けていた、と言っても過言では無い。幼稚園で絵本フェスティバルに行ってきた日には、
娘「オマメのお父さんはいないんだって。泣きながら走ったんだって。お母さんいないんだって。なんで?オマメはさぁ…」
支離滅裂に、オマメ(絵本を読むと豆太とあるが)の動向、境遇に関心を寄せ、なんなら共感っぽい心の動きも見られていた。

絵本すげぇ


絵本の時間が耐えられなかった4歳

福岡の幼稚園で、貸し出し図書を利用したこともあったが、そもそもあらぬ方向のあらぬものを触り続けて、図書室の本は触ってはダメだと取り押さえられて癇癪を起こしてい娘に、絵本は無理か…と、高崎に引っ越してからは、図書館も幼稚園の図書室も利用しなかった娘。
 義実家に行くと、必ず絵本を買ってもらっており
「どの絵本が欲しいの?」とニコニコ娘に聞く義母の後ろで、うぅーーーんと頭を抱える私。
娘の好みが、あってないような状態で、どう本を選定すればいいのだろうか…という絵本博打を、いつも試される義実家滞在…
ただ、この義実家で買ってもらった本は、寝る前に義母に読んでもらえるアクティビティ枠として、娘は義実家滞在中に読んでもらって喜んでいたし、帰宅したあとも
寝る前に読んでもらう本
として活躍していた。ルーティンに組み込まれると、読まないと気持ち悪いらしく、買ってもらった絵本を大事に…いや、落書きするし、食べ物のカスまみれにしたり粗雑に扱いながらも…使っている。

絵本を読んで、とはいうものの、秒で関心を失う現在。

さて、「今なら耐えられるのか?」と幼稚園の貸し出し図書を初めて利用した。
読んで!
と、興味津々だった娘だったが、読み始めて秒で関心を損なったらしく、YouTube見始めたりフラフラなんか言いながら工作したり…やはりダメか…
となった寝る前。

 ジブリかと思うほど、毛穴が全開栓してるんじゃないかという顔で、釘付けになった。

かいじゅうたちは ないた。「おねがい、いかないで。おれたちは たべちゃいたいほど おまえが すきなんだ。たべてやるから いかないで。」「そんなの いやだ!」と、マックスは いった。

娘「おもしろかった。」

おぉ!感想を述べてる!珍しい!すごい!ただ、やっぱりちょっとメンヘラチックな描写に感銘受けてるね!こわい!

結局、娘の心を打つのは、キレイでちゃんとしたモノより、歪で歪んだなにかなのかもしれない、と改めて思わされた夜。

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