ホムカミはいつだって、僕らの味方だ。-New Neighbors by homecomings 【アルバム紹介】
Hi. おひさ。調子どうですか。
夜大好き祗園です。特に月が好き。
月って肉眼で見たらデッカくて綺麗だけど、僕のiphone12で撮っても小さくて迫力が出ないんですよ。そこがいい。これだけ技術が進歩しているのに月だけは上手く撮れないのがいい。限られた時間の中で空を見た人だけしかみることができず、その時に目に焼き付けないといけないんです。日々に隠れた小さな幸せを逃さないために空を見てください。
ということで今回はhomecomings-New Neighborsというアルバムを紹介していきます。なにせアルバムを紹介するのが初めてなもんでどのように書けばいいかわかりませんが手探りで始めていきたいと思います。
New Neighborsとの出会い
忘れもしません。このアルバム、ひいてはホムカミを見つけたのはあるツイートの文言に惹かれたからでした。それはオーヤギさんの「ホムカミはいつだって僕らの味方だ。」
人は味方でいてくれる何かがあるだけで嬉しいんです。このアルバムは誰かのことを救う音楽です。
このアルバムのインタビュー記事もあるので読んでみてください。
このインタビューを読んでから聴くとまた違った良さに気づけました。
ここからは収録曲をピックアップして簡単に感想を書いていきます。
1. ラプス
1曲目のラプス。曲調、ギターも歌声も僕たちに寄り添ってくれる感じの曲。僕たちの手をとって幸せな場所に連れて行ってくれるような、ワクワク感があります。
馴染みないことに挑戦する時、僕は怖さを感じてしまいます。この曲はその怖さを一緒に引き受けてくれる感じがします。「大丈夫だよ、きっと楽しいよ」って言ってくれているような気がします。不安な気持ちをワクワクに変えてくれるような、そんな力がこの曲にはあると思います。
2. アス/US
このアルバムで一番好きな曲。はじめて聴いた時はイントロの時点で最高でした。初めの2曲はキラーチューンです。ギターとドラムが気持ちいい。
「これはわたしたちのうた ひとりでもふたりでもないよ」という歌詞が本当に好きです。
僕みたいに怖がりな人はたくさんいて、ホムカミはそんな幼稚な「わたしたち」の手を引いてこの曲に連れて行ってくれているのだと思います。このフレーズがあることでひとりで聴いているはずなのに、たくさんの人と聴いているような、変な気持ちになります。スタンド攻撃を受けているのか⁉︎と錯覚するくらい不思議な感覚ですが、ひとりでもふたりでもないって感覚、とても心強いんです。
多分みんな思っていると思うんですが、これは大人版「みんなのうた」です。
6. i care
この曲のサビの歌詞が好きです。「明日はどんなふうにお腹がすくだろう?」という歌詞。
明日がワクワクするって感覚ありませんか?楽しみな明日がある状況を思い浮かべてみると、何か楽しみな予定があるときしか思い浮かびません。でもこの歌詞はもっとワクワクの閾値を低く設定しているように思えます。表現方法も秀逸で、僕なら「明日は何を食べたくなるだろう?」みたいな歌詞にしてしまうと思います。「どんなふうにお腹がすくだろう」という表現を選ぶことで、明日がどうなるかわからないことそれ自体が幸せなのだということまでも表現しています。
この曲からは日々の小さい幸せを見逃したくないという姿勢が見えてきます。できるだけ僕もそうありたいと思います。
7. Shadow Boxer
この曲はギターがかっこいい。
落ち着いた曲調で始まりますが、Aメロが終わった後、コーラスが入った後のギターの音がドンピシャで好きです。羊文学のあのギターの音、カネコアヤノの私たちへの二番の「あの子の目の奥は何か信じているようでそらせない」の後の極上のギターサウンドの、あの感じです。この音はギター好きなら全員好きだと思っています。
8. Drowse
ヒップホップのトラップっぽいビートを感じる曲です。
僕は最近インディー系の音楽にハマるまではヒップホップをメインに聴いていました。なのでトラップっぽさとインディポップっぽさのいいとこどりをしているこの曲はかなりのお気に入り。さらに電子音楽っぽい音がちりばめられていて、ノレるし、優しい曲です。ふとした時に聴きたくなる一曲。
9. Ribbons
スピッツっぽいリフから始まります。
二番の始まりのギター、くそかっこいいです。
「優しい神様が全部みてるから」というフレーズが良い。
神様にみられている感覚ってあまりポジティブなことを感じないですが、枕詞に「優しい」が付くだけで一気にポジティブで心強いイメージになります。
11. euphoria/ユーフォリア
ホムカミのライブは行ったことがないのですが、行くときはこの曲を楽しみにしていきます。
この2分近いアウトロはライブの大音量で聴いたら喰らうこと間違いなしです。めっちゃアレンジとかしてほしい。頭を振ることなんてできないほど圧倒されて泣いてしまう自信があります。
まとめ
僕たちの代わりにホムカミが歌ってくれているような心強さ。それがホムカミがいつだって僕らの味方な理由だと思います。
「ホムカミはいつだって僕らの味方だ」というフレーズを知ってほしい!そのうえでこのアルバムを聴いてほしい!その一心で、ノリで書き始めました。
インタビュー記事ではメンバーそれぞれのルーツや好きな音楽を持ち寄ってごちゃまぜにしたアルバムと言っているのですが、僕は散らかった感じはしなかったです。すごくまとまったアルバムだなと思います。
今回のnoteは正直気に入ってません。うまく書けなかったです。就活を思い出しました。表現したいことはあるけどうまい言葉は出てこない。
もしかすると読むに堪えないかもしれません。でもいいもーん!いつだってホムカミは味方だもんね!
次はジャンルを大幅に変えてLEXのLogic2について書きたいなと思ってます。最近このアルバムに対して立て続けに新発見があったので今回よりは楽に書けるはず...!好きなところも嫌いなところもあるし。たまには悪口も書きたいです(笑い)
文字ばっかりのnoteですが、ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。それだけで嬉しいです。