宇宙人を見たかもしれないと言われた日
すわSFか!?と誤解を招きそうなタイトルで期待を抱かせると申し訳ないので、そんなスケールの大きな内容ではなく案外ソボクな話だということを最初にお断りしておく。ついでに、うら若き頃に旅先で買って今まで大切に飾ってきた美術的作品の画像を、こんなふうに使うなよ!(おまえや)
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あれは確か20代前半だったか…
夜、出先から帰ってきた親が、神妙な顔をしながら徐に言ったのがまさに題名の台詞である。
「……………さっき道端で見たのは宇宙人だったかもしれない👽」
「……………にゃんだと?🐾」
ちなみにうちの親は超常系やオカルト方面には興味が薄く、普段、自分からそういう類の話をするのをほぼ聞いたことがない人だったので、まずそれにびっくりした。子どもの頃に親戚のところへ遊びに行った際の夕暮れ時に、義理の伯母と一緒に大きな人魂を見たらしく、「おばちゃん、あれ……」と言うと、「見なくていい^^」とスルー推奨された、という話を聞いたことがあるぐらいだ。
そんな親による、未知(この場合、宇宙人)との遭遇?の顛末はというと。
家に帰るため、よく通る道を自転車で走っていた時、電信柱の脇にナニカが佇んでいるのが目端をかすめた。というか、そういう気がしたそう。昼間と違うので、街灯はあってもそこまで視界がはっきりしているわけではない。ただ、どうも全長1mもないものが立っているように感じ、それが人間とは異なるシルエットだったと言うのだ。具体的にどんな姿形だったか訊くと、世間一般に宇宙人といえばアレだよな…という“アレ”の格好に似ていたからこそ過った疑惑らしい。 ※見出し画像参照←
『ナンだ今のは…』と思いながらも通り過ぎたが、常にないほど気になる。よっぽど引き返してもう一度よく見てみようか。そう考えたところで、ふと超常系に疎いながらも何かで知った“宇宙人に遭遇すると連れ去られる場合がある”という説が頭に浮かんで、結局見直しに戻らずそのまま家に帰ってきたということだった。
筆者は、聴取の段階でまずは「ぬいぐるみでも捨ててあったのではないか」などと常識人ぶってみたが、「そういう様子ではなくて、ぽつんと立っていた」とか哀愁のある答えが返ってきて、一体どんな状況なんだと好奇心が🔥電柱の陰に立ち尽くす宇宙人……何のために???
「みにいく」
思わず口をついて出たのが、それ。自転車で15分も行けば着く場所と判明している。ただし、この話を聞いているうちにいつの間にか時間が深夜帯に入りかけており、何より“宇宙人に連れ去られるかもしれない”という理由で親に止められ(未知のものに耐性が弱いから…笑)、じゃあ明日みにいくということでその日は決着したのだった。ちなみに、この話をするかしまいか迷ったらしく、それは話すと筆者がきっとそう言い出すに違いないと思ったからだそうだ😝
かくして翌日、日が出てからいそいそと現場を確認しに向かったわけだが、件の宇宙人らしき者は付近では跡形もなく、それはそれで不思議な話というオチでよいのだろうか…と、多少残念な気持ちもありつつそれ以上の追跡は断念した、というわけ。
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ただ、筆者はそれが宇宙人という疑惑ではなく、何か他の…例えば妖怪とかなら、もっと迅速に行動していたかもしれない。だって宇宙人なんてむしろいても何もおかしくないと思いません?世に知れているあんなわかりやすい姿で存在しているかは別として…笑 宇宙人見たことないって思ってるだけだったとしたら?そう考えたら特に珍しくもないもんな🤔(まあ親から話を聞いている時点でもうそこからいなくなってる可能性も大きいから、無駄足かもと思ったのも多分にあったのだけど。)
余談になるが、筆者はいわゆるオバケの類も目視したことはおそらくない。とはいえ、自分が見たことがないからといっていないとは言い切れないし、いるかもしれないな~いるんだろうかな~ぐらいに思っている。宇宙人よりオバケのほうが、実体がないという点において個人的にずっと関心が強い。あと、これは日本人的感覚なのか、自然の中にある“気”のようなものが最も感じるかな…と思う。
ちなみにオバケも宇宙人も見たことないくせに、目を閉じると、日によって様々な色の光の帯や球?ふわ~っとしたものが、流動というか行き来するのが実は見えたりしている。これは誰でも見ているものだろうか?いつからなのか、たまに見えない時もあり、それがなぜなのかもわからない。
だからといって特に何があるというわけでもなく、あまり人に尋ねるようなことでもないかと普段はさほど意識せず、不思議だな~と思うだけ。自分も見えるという人がおられれば、よかったら教えてください👁(サードアイが開いてるとかいう説もあるらしいが、開こうとした覚えは全くない)