②理想とするプレーと実際のプレーはなぜ違うのか

おはようございます。
一匹狼狼の卓球コーチです。

昨日は記事が投稿できず…

さて、前回の続きですね。

「打ち方について(サーブの切り方)」

お話しさせていただきたいと思います。

打ち方と言っても厳密には

インパクト、打球時の感触

等の出し方でスマッシュの威力やサーブの回転力も変わってきます。

昨日はクラブチームの教室で2人を担当し教えていたんですが、2人のうち1人の子がどんな球に対してもバックの打球時は同じ強さで打ってしまうんですよね。

乱打、緩い球、強い球、ピッチが速い球、ドライブスマッシュ処理、ループ処理
等、球種がある中で全部強く打っていて安定感がありませんでした。
卓球という競技は

相手より一本多く返せば勝てる

ので強く打つこと以外にもまずはどう返せばいいのか、1つひとつ丁寧に説明させていただきました。

具体的に話をするとそれてしまうのであえて話はしませんが、上記の話とインパクトについて共通してるので記事に書きました。

今から説明に入ります。
スマッシュをする時は皆さんどこに力を入れようと意識しますか?

グリップ(手のひら)をぎゅっと握りますか?
肩に力が入りますか?
それともお腹に力を入れていますか?

最初に答えを出すと、

お腹以外に力を入れては打てないんですね。


なぜ、他の腕や手に力を入れて打っては打てないのかと言うと、手のひらに力を入れた状態で素振りをするのとリラックスした状態で素振りをするのではどちらがスムーズに振れると思いますか?

9:1の割合でリラックスした状態で振った方が振れますよね。

体の構造上、力を入れるだけでは筋肉が硬直し動きが悪くなるんですね。
皆さん、自分の身体をどう動かせれば動くのかイメージしたことありますか?

例えば、拍手で大きな音出す時は力を入りますか?
手を大きく後ろに引いて両手を勢いよく合わせると大きな音が出ますよね?
逆にゆっくり動かすと小さな音になりますよね?

そうです。
もうお気付きだと思いますが、ここがインパクトを出すヒントが隠れてます。

もう一つ例えを出すとうちわで強い風を出そうと思うと振りを大きくして速くしますよね?
ゆっくりすると緩い風が来ますよね?

卓球も

スマッシュする時、スイングスピードと拍手した時のインパクトの出し方が似てるんです。

これを意識するだけでスマッシュ打つ時打ちやすくなると思います。

逆に難しい球(強く打てない、低く入った球等)を打つ時はゆっくり打つことで返せやすいんですね。
上記の子供にこれを伝えているのですがなかなか伝わりませんね…
継続して伝えていくことが大切なので気長に指導していきます。

話を戻しますが、初心者の方や上達しかけてる方によく見られるのがスマッシュを打つ時にスイングスピードが遅かったり、インパクトの音が小さかったりします。

サーブもスイングスピードは同じです。

スイングスピードを速くすれば回転がかかります。
そこにプラス、ラケットの面の上で転がすように球を当てるとより回転がかかります。

ただ、インパクトを強く出しすぎるとオーバーミスやコントロールが難しいのでまずはコントロールできる範囲でインパクトを出してください。
更に、強く回転をかけようとするにはラバーに薄くあてないと回転がかかりません。
薄く当てるという技術は言葉だけでは説明が難しいのですが、音をほぼ出さないように当てるのがヒントです。 

強く当て過ぎないで、薄く当てる…
意味が全く分かりませんね。笑
これはまた詳しく記事を出そうと思います。

最終的には

何でもコツです。

料理する時のコツがありますよね?
包丁の使い方、調味料入れるときに火加減を変えますよね?
運転はどうでしょう。
カーブする時のブレーキかけるタイミング、車によったら違いますよね。

それと一緒なんです。
卓球もコツを知ることが大切です。

そのコツを知るには具体的に自分に合うコーチや仲間に出会えることも大切です。

周りに口コミで評判がいい人がいたら捕まえて聞いてみてください。
勿体ぶらずに教えてくれると思います。

疑問のままにせずに解決して前に進んでいきましょう。

では、終わります。
一匹狼の卓球コーチ。





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