3月25日
日記をはじめて1か月になった。めんどくさい日はほとんど何も書かなかったり、読んだ本でしのいだりしたけれど、少しずつでも日々が「そこにあった」ことを感じられている。
今日は3時くらいに、ストレスのかかる明晰夢で、蕁麻疹が出て目が覚める。どうしようもない夜の重みが身体にまとわりついたまま出勤する。雨が降りしきっていて、高層階にある会社の食堂からは周りのビルくらいしか見えない。霖雨のなかに沈みゆく一日。労働からは逃げられない、という愕然たる事実に顫える。
楽しくもない作業やどうでもいい勘定に一日の大半をささげている異常な実態に、まだ慣れない。一年経てども、社会人はいまだクソで、これからもクソなんだろうな。