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ある地名の風景
間家の森の小さな祠 makka-2
知り合いから聞いた岩手の”まっか”さん。
漢字にすると”真下”さんだそうです。
育った町には”赤真下”(あかまっか)さんもいたとか。
どう聞いても色の話をしているような・・
真っ赤?赤真っ赤?
それで訪ねてみたくなったわけです。
苗字があるなら地名もあるかもと・・
でも残念ながら
その町では”まっか”という地名を見つけられませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1726067345-1tvxuflbGAaUF63TXckw5nsP.jpg?width=1200)
そもそも”まっか”という地名が
あるかどうかもわかりませんし、
あったとしても地元の人が使う通称地名かもしれません。
「仕方ないかー」と地図を見ていると
お隣青森県の南の端、
岩手県境のあたりに「間家」の地名・・
「かんけ」?「まや」?「かんか」?
地名と苗字ほど読めないものはありません。
念のため調べてみると
なんと「まか」であることが分かりました。
「まか」と発音するのであれば「まっか」も十分あり得ます。
岩手の探索はちょっとお休み。
偶然とはいえ、まずは最初に目にとまった
青森は三戸町の”間家”に急行したというわけです。
「まっか」という人がいて
「まっか」という地名があったからって
それが何だっていうの?
まぁ、そう思うかもしれませんが(笑)
もし苗字と同じ地名があるとしたら
どんな場所に付いているんだろう?
それが見たい。
ただそれだけのことなんです(笑)
初めてきく「まっか」という音。
私を引きつけて止まない地名の魅力は
こうした他愛のないものなんです。
(つづく)
(青森県三戸町)
![](https://assets.st-note.com/img/1726067244-IMr2F0Pb4yGJacoz3SiHspkA.jpg?width=1200)